会社辞めたとたんに死ぬほど体調悪くなった(3/22〜23の日記)

・3/22(金)

無職一日目。おはよう無職。2年ぶりだね。意外と早い再会だよね。

起きたら喉がだいぶ痛い。感覚からして明らかに乾燥だった。昨晩、異次元の鼻詰まりでまったく鼻呼吸ができなかったことを思い出した。

夜、会社帰りのチームの皆さんが送別会を開いてくださる。雅楽の流れる閑静なうなぎ屋で、うなぎは死ぬほど美味かったものの話が死ぬほど盛り上がらず。2軒目で汚くてやかましい居酒屋に行き、そちらはそこそこ盛り上がった気がしたので良かった。
かねてより反りの合わなかった同期が不参加であったことに何故かめちゃくちゃ落ち込んでしまった。先に別の社員と飲む予定が入っていたとのことで一瞬不信を飲み込もうとしたものの、送別会に参加してくれていた先輩を自分たちの飲み会に引き抜こうとしていたことでやっぱりお前はおしまいやダボカスといった気持ちになってしまった。いつか、あるいはもう既に、お前のその薄情さや浅慮がお前の首を絞めるからな、とほぞを噛んでみるものの、別な側面では俺のほうがよっぽど薄情であり意地が悪いはずで、そんな自分の器の小ささも相まって余計にまた落ち込んだ。全人類と握手したい、マジで。

・3/23(土)

彼女と下北沢へ。

起きたら引きずった喉の痛みを起点に全身で体調が悪かった。経験則から起きているうちに収まっていくだろうと踏んでいたが実際は真逆で、街を歩くごとに体調がどんどん悪化してやばかった。

だるい、寒い、痛い、座りたい、苦しいなどと絶えず口にしながら彼女に介抱を担わせてしまいとても申し訳ない一日だった。目当てのカレー屋でカレーがほとんど食べられず、クリニックを受診して早めに帰ることにした。彼女が土曜の午後でもやっているクリニックを探して手当たり次第に空いているか電話をかけまくってくれてあまりにも頼もしかった。結婚してほしい。

日曜はかなり楽しみにしていた予定があったのでキャンセルが必要かと二人して落ち込んでいたが、幸いにも熱はなく、疫病の検査もまったく陰性だった。「病は気から」との諺はまったく馬鹿にできず、そういうデータをもらった途端に体調がマシになった。

夜は鍋をした。とにかく味の薄くて脂っ気のないものが食べたいという僕の要望に沿った形だ。結局ずっとうっすら体調が悪く、明日には治っていることを祈って薬を飲み、床に就いた。

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