謳歌される無職(3/29の日記)

ずいぶん空いてしまった。

近況はといえば3月22日から有休消化に突入しており、実質無職を謳歌して今日ではや一週間になる。転職活動も無事に(就職活動に比べるとかなり好ましい形で)終わり、4月15日から新しい職場でお世話になることになった。仕事が始まれば転職先の話ばかりになると思うけど、気になる人は直接聞いてください。何せいくらでも時間があるので。

無職というものはエネルギーにあふれているようでいて、気を抜けば簡単に時間を腐らせてしまう。(カッコよく書いてみたけど永遠に『ホグワーツ・レガシー』をやってるだけです。マジで面白いこのゲーム。)だから、「仕事なくて暇だし毎日日記を書くぞ〜」と思っていたのに書かずにこんなところまで来てしまった。

とりあえず、今日16時半ごろまでの日記を書く。そのあとでできるだけ遡っていくことにする。では本編。



8時半ごろにアラームで一度起きたものの余裕で二度寝し、11時ごろに本格的起床。暇さえあればゲームをやりまくっているせいで、順調に生活リズムが終わりはじめている。朝食として豆乳バナナ米粉パンケーキ、茹でササミ、目玉焼きを実食。お供のコーヒーはハンドドリップのトラジャブレンドとした。

そのまま14時くらいまでゲームをした。
こんなに楽しめてこんなに時間を潰せてこの値段ってのはかなりお得だよな、と、いいゲームを買うたびに思う。起きているほぼすべての時間をゲームに充てたとしても、6,000円で1週間くらいは潰せる。となると、最低限の日銭を稼いでゲームを買い、それで日々をやり過ごしていくような生き方も一応可能か、などと考えた。

洗濯をしようと外へ出るとあまりにも快晴。17時ごろに会社で退職手続きの予定があったので、早めに準備して15時ごろ家を出た。

コンビニでサンドイッチとおにぎりとアイスコーヒーを買って近所の公園へ。もう言い逃れのしようもない春の陽ざしに包まれて、老人たちの会談や少年たちの小冒険を眺めながら、スピーカーで小さくきのこ帝国を流しながらおにぎりを一口食べたとき、あたしは恥ずかしくも泣いてしまった。1年中、あるいはもっと長い間中、今日この瞬間を待っていた気がした。

天気がいいだけでべらぼうに気分がよくなってしまうことを彼女に馬鹿にされ、自分でも半分馬鹿にしているけど、結局自分のそういうところを気に入っているのを否めない。だってコスパが良すぎるから。日光ってこれだけ気持ちよくてタダなの普通にすごすぎる。

これだけ晴れた昼下がりだけど朝はひどい暴風雨であったらしく、道行く人みんな傘をひっくり返して這々の体で通勤していたと彼女が言っていた。彼女の今日は災難続きだったようで、午後「かわってほしい」と言われた。
自分だけが(一時的にとはいえ)労働から解放されていることに若干の後ろめたさを感じていた頃で、しかしそんなもん感じる必要ないだろと自分を宥めてはいたものの、やっぱりそう思っちゃうよねと複雑な気持ちになった。僕が逆の立場だったらどうだっただろうか。てかつらいならみんなで会社辞めね?

オフィス至近のカフェで途中までこの日記を書き、退社手続きを終え、またカフェに戻って現在に至る。夜の予定は彼女と昨日作った青椒肉絲を食べ、そのあとでこれまた昨日作ったピスタチオのバスクチーズケーキ(!)を食べるつもりだ。うまくできてるといいが。

別日の日記も頑張って書くぞ。ほな。

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