未経験エンジニアはオムレツ作りを覚えた料理人志望と同じという話
この記事が未経験エンジニア志望の方の現状をわかりやすく解説していたので紹介しつつ、自分でもこの問題について考えて見ました。
記事から引用すると、こんなことが書いてあります。
todoサイトを作ったばかりの未経験エンジニア志望は、料理教室でオムレツを作れるようになったばかりの料理人志望と同じ。
めちゃくちゃわかりやすいですね。オムレツ作れるだけがアピールポイントの人を雇うお店は、なかなかないでしょう。その人が素材にものすごくこだわって一級品のオムレツを作れるとか、あるいは作り方がユニークでtiktokで拡散されまくるこんな人でない限りは。
(これいつ見ても食べたい)
要するにコロナ前はオムレツ(ポートフォリオサイト)を作れる人がそこまでいなかったけど、プログラミングスクールやインフルエンサーによってその戦略が布教されまくった結果、今はそれが当たり前になってしまったので差別化ができなくなっているわけです。
そんなエンジニア市場では、クライアントの要望を満たしたシステム開発ができるかというスキルがより一層求められるようになります。
つまりオムライス作れるだけのやつなんていくらでもいるんだから、プラスαで付加価値を出してくれないと雇えないわけですね。例えば以下のような要素です。
・オムレツだけじゃなく卵料理はだいたい作れる
・若い人がSNSで拡散してくれるようなお洒落な飾り付けで作れる
・そのお店の客層に合わせた味付け・アレンジができる
これをエンジニアのスキルに置き換えると以下のようになります。
・複数の開発言語・フレームワークが使える
・SNSで自分のスキルを日頃から発信している
・クライアントの要望をうまく聞き出してそれを仕様に落とし込める
このようにして、自分がオムレツを作れるだけの人ではないことをアピールする必要があります(オムレツオムレツ連呼してたら食べたくなってきました)。
昨今のポートフォリオ作ればどうにかなる的な風潮の問題点は、機械的に作業して作った物を見せさえすれば雇ってくれるのだろう、と言う思考停止な人が出てきてしまうところです。
実際の業務にしても、1度作ったプロダクトに修正指示が入って何度も作り直すようなケースはいくらでもあります。実際に本番環境で動かして見たら想定した処理にならなかったなど、むしろ1度作り切ってからのテストだったり確認作業の方が多くて重いでしょう。
なので雇う側からすれば、プロダクトを作りさえすれば評価されるだろうと思考が止まってしまっている人を選ぶかと言うとそうはならないことがおわかりいただけると思います。
逆に言えば、ポートフォリオを作成した上でそのようなプラスαの思考ができれば、面接で評価される可能性は大いにあります。
自分が作成したサイトの問題点はこれで、この部分はまだ改善の余地があるのでこれからアップデートしていきたいなど、向上心が見えるようなアピールができればさらに良いと思います。
また今月はコロナの影響でやりませんが、月1で赤坂のバーを貸し切ってエンジニア交流バーと言う交流イベントを開いてますので、興味ある方はお気軽にTwitterから連絡ください!
きてくれれば相談にものれますし、現役エンジニアの方も多くきてくれてますので実際の業務の話や求人の話を、ドリンクでも飲みながらカジュアルにできる場となっています!
オムレツは出ませんが、オリジナルのレモネードカクテルを用意してお待ちしてます😊
サポートは料理好きなのでの食材費にさせていただきます。