Benchwork study

ビスポークシューズ(注文靴屋)”BENCH MADE OKAWA” で靴職人をしながら…

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ビスポークシューズ(注文靴屋)”BENCH MADE OKAWA” で靴職人をしながら、靴作り教室”Benchwork study"で靴作りを教えている大川由紀子のブログです。 HP→ https://www.benchmade.jp

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    SKIVING KNIFE スカイビング ナイフ

    製甲用の漉きナイフです。 細:8 mm 中:10mm ドイツ製
    9,900円
    Benchwork Study Web Shop
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    CLICKING AWL 目打ち

    CLICKING AWL MADE IN UK 手に収まり易く、使い勝手の良い目打ちです。 色は写真のものと多少違う場合がございます。  イギリス製
    1,900円
    Benchwork Study Web Shop
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    CLOSING HAMMER クロージング ハンマー

    製甲の際に使用するCLOSING HAMMERです。 従来のものより、重くしっかりした作りになっております。 また、従来のものよりカーブが緩いので、革を傷つける心配なくご使用いただけます。 イギリス製。
    11,800円
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    SKIVING KNIFE スカイビング ナイフ

    製甲用の漉きナイフです。 細:8 mm 中:10mm ドイツ製
    9,900円
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    CLICKING AWL 目打ち

    CLICKING AWL MADE IN UK 手に収まり易く、使い勝手の良い目打ちです。 色は写真のものと多少違う場合がございます。  イギリス製
    1,900円
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    CLOSING HAMMER クロージング ハンマー

    製甲の際に使用するCLOSING HAMMERです。 従来のものより、重くしっかりした作りになっております。 また、従来のものよりカーブが緩いので、革を傷つける心配なくご使用いただけます。 イギリス製。
    11,800円
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Shoe making ナイフの砥ぎ方 part2

前回に続き 靴作りに使用するナイフのそれぞれの研ぎ方をお伝えしたいと思います。   イギリスやヨーロッパのナイフは 両刃 と言って、一枚の鋼で作られているので、裏表の両面を砥ぐ必要があります。 日本の切り出しナイフは、鋼と軟鉄を合わせて作られていてます。 裏面の土台となるものに鋼、砥ぐ面は柔らかい軟鉄ですので 軟鉄面を砥いで仕上げるナイフになります。 右端が2mmほど色が違うのがお分かりいただけますか?(青線内) その部分が硬い”鋼”部分です。 左側は軟鉄です。 この

    • Shoe making ナイフの砥ぎ方 part1

      靴作りにはナイフが欠かせない工具ですが、種類が多いので 初心者の方だとナイフ砥ぎは大変ですよね💦 今回は各ナイフの砥ぎ方について説明したいと思います。 まず、砥ぐ道具である ”ラップ・スティック” と ”砥石”についてご説明します。 ラップスティック ナイフを使用していると、段々とシャープでは無くなってきますので、ナイフを使用したらこまめにラップスティック↓でナイフを砥ぎます。 ラップスティックには布製のサンドペーパー#120、#240、#600の番手違い3種類を貼り

      • 靴の工具 ワニ編

        靴の工具で欠かせないのが英語でLASTING PINCER ラスティング・ピンサーと呼ばれ、日本では”ワニ”と言う名のこちら。  これがないと木型に革をぴーんと張らせることができません。  靴の木型に革を 釣り込みのことをラスティングと言います。  ワニにも色々種類があって、セメンテッド製法や薄い革のレディースの場合 下の写真の一番右側のようなワニを使用します。  ハンドソーン・ウェルテッド製法などのしっかりとした厚手の革を使用し、釘を打ち込むことが多い製法の場合は 

        • 靴の工具 ナイフ編

          靴作りをするには沢山の工具を使用します。  また、工具は使い易いように職人それぞれ独自の工夫を凝らして形を作り替えて使用します。  そんな工具の種類や使用方法を少しづつお伝えしていこうと思います。  今回はナイフ。   ハンドソーンの靴作りにはこれが無くては始まりませんし、また持っているだけでシャープに研げないとお話しになりません。    靴作りの基礎中の基礎がナイフを研げるようになることです。  靴作りが全然上達しな~いと嘆いている人達はこの第一歩で躓いています

        Shoe making ナイフの砥ぎ方 part2

          日曜講座

          本日は特別日曜講座 『ハンド・ブロッキング講座』を開催いたしました。 ハンドブロッキングは結構汗だく仕事ですので多めに時間を取っていたのですが、予定の半分の時間で終了 参加者の皆様お疲れ様でした。皆様とても理解が早く、要領もよく、難なくブロッキングを行えました!すごい ハンドブロッキングにはコツがたくさんあります。 素材別で下準備が違ったり、小皺を消す裏技や、BOX CALFなど高級革から裁断する際には、ここの部位からしか取れませんよ!とか、重要なキャスターパターンの

          2022年 日曜講座 スケジュール

          今年も一気に駆け抜けた感が凄いですが、すでに11月。。。あっという間ね。  この2年間、色々と試行錯誤して頑張ってきたことが良い結果に繋がってきて、”仕事は裏切らない!” と心強く思ったりして、来年もこの調子で頑張っていこう!と思います。  今週末は久しぶりの日曜教室ですが、来年も色々やります! 日曜講座は当教室の生徒さんでなくても、どなたでも参加できる講座です。ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。  2022年度 日曜講座 年間スケジュール    1月2月は第6

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          冬の靴づくり

           11月21日(日)『ハンド・ブロッキング講座』の受付は10月30日(土)までです。 ご興味のある方はお早めに。残席2席です。 詳細→ https://www.benchmade.jp/bws/news/    いきなり冬。。。。に入ったような。   先週のお教室で「暖房入れる?」と生徒さん達に聞いたら、「靴作って熱くなるから大丈夫です!」と、皆さん元気でしたが、本日は工房内の扇風機をしまって、暖房器具にチェンジしました。    すでにお鍋を食べたり、ココアにマシ

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          裏の顔

          寒くなってきましたね。  昨夜はクローゼットの衣替えをして、また断捨離スイッチがオンに。  ここ2年ほど、終活か!ってくらい、暇さえあれば断捨離しておりますが、まだまだありますね。  数日前に押し入れからフラフープが出てきて(笑)久しぶりにやってみたら、一回もできない!  30分ぐらい頑張ってみたけど、1回も回せなくて愕然としてしまった。昔は考えずにクルクル回せたのに。。。。  大人になって失うものも多いな。。。。と思ったり。  気分を入れ替え、下駄箱のお掃除して

          GENTLEMAN SHOES のデザインpart2

          以前はフォーマルシューズのOXFORD系を紹介いたしましたが、今回は紳士靴のカジュアルのDERBY系を紹介いたします。

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          サイド・エラスティック・ブーツ

          HPをリニューアルいたしました!  コチラ→http://benchmade.jp まだ少しづつ写真や内容を増やしていきますので、 どうぞ今後とも宜しくお願い致します。  それから、『サイド・エラスティック・ブーツ』の型紙の作り方の動画をアップしました。 別名 サイドゴアブーツとも言います。 コチラ→   https://filmuy.com/benchworkstudy  今回の作り方は、素晴らしく簡単に作れる方法です。  スタンダードの型紙(こちらは基礎

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          ハンド・ブロッキング講座

            『ハンド・ブロッキング講座』の予約受付を開始いたします。  ブロッキング(クリッピングとも呼ばれます)とは、長い甲革デザインのブーツ(例:ジップブーツ、サイドゴア、ジョッパー)を作る際に、甲革を立体にする方法です。  ブロッキング用の型紙(キャスターパターン)の作り方や革の裁断方法を学び、実際にブロッキングを行ってみる講座になります。    ↑このブロッキング板に革を吸い付かせ   ↑このように仕上げます。  ↑このようなジョッパー(生徒さんの作品を拝借。。。)

          ハンド・ブロッキング講座

          GENTLEMAN SHOESのデザイン

          紳士靴のデザインは大きく分けて3種で分類できます。 OXFORD系、DERBY系、SLIP ON系の3種類。 これがわかると、靴の型紙作り(pattern)も製甲(closing)も分かり易くなります。 OXFORD系であれば型紙作りも製甲も同じ要領でできます。DERBY系も同じく。。。ですので、この3種類の基本を抑えれば、自分でデザインしたオリジナルの靴の型紙も製甲もこれらの基礎を使い組み立てられます。 今回はOXFORD系デザインを紹介していきたいと思います。

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          GENTLEMAN SHOESのデザイン