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【音楽雑記】#57 オシャレUKポップ:Swing Out Sisterなど(1989年②)


1989年もイギリスの音楽が勢いは衰えてなかった。特にソウル、ジャズ、ロック、ラテンなど色んな要素を取り込んだオシャレなアーバンUKポップはバブル景気の日本の雰囲気との相性もよかった。
J-WAVEの開局、輸入盤CDショップの隆盛の中で、プッシュされ認知されたことも追い風だった。
そして90年代以降も日本ではこれら音楽は愛され続けていく。

Swing Out Sister

自分が特に気に入っていたアーティストの一つはスウィング・アウト・シスターだった。

1989年、2作目となる『カレイドスコープ・ワールド』をリリース。開局して間もない頃のJ-WAVEでもよくオンエアされ、シングル「ユー・オン・マイ・マインド」は年間チャートにもランクインしていた。
管弦の生オーケストラを多用した少しレトロな曲調。かえって今、聴いても古さを感じない。

92年の「セイム・ガール」もJ-WAVEでよく流れていた記憶がある。こちらも何度も口ずさんだりリピートして聴きたくなる曲。

スウィング・アウト・シスターはその後も日本と相性がよかった。96年のTBSドラマ『真昼の月』用に書き下ろした「あなたにいてほしい」(Now You’re Not Here) が、日本で大ヒットした。

検索してみたらデビュー35周年ということで2024年4月に来日ライブが予定されているようだ。

Workshy

渋谷のCDショップで、スウィング・アウト・シスターの横に並んでたアーティストの一つがワークシャイだった。“こちらもオススメ”って感じで同時買いする人もいたと思う。

これもJ-WAVEっぽいサウンドで特に日本で人気だったようだ。

特に92年のアルバムは後ろ姿と色合いが映える印象的なジャケットで、渋谷のCDショップで大プッシュで並べられていた記憶がある。
レーベルはポニーキャニオン、日本向けな感じだったようだ。

Julia Fordham

ジュリア・フォーダムの曲も1989年の浅野ゆう子主演のトレンディドラマ「ハートに火をつけて!」やトヨタのCMに曲が使われていた。
低めの声が魅力的だった。

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