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【音楽雑記】#62 1990年 ポール・マッカートニーの来日公演を観に行った。(1990年④)

1990年3月にポール・マッカートニーの東京ドームの来日公演があった。

ビートルズ大好きな会社の先輩(当時30代半ばぐらい)が「ポール一緒に観に行こうよ」と誘ってくれた。音楽好きなら当然、ビートルズも好きでしょ、と思ってくれたようだ。有り難くもチケットも手配してくれた。

「1990年 ポール 来日」で検索したら当時のセットリストや熱量の高い感想をつづった記事やブログがたくさん出てきた。ビートルズの来日公演から約24年ぶり、ファン待望の公演!だったようだ。自分はそれほどビートルズに思い入れがなかったので、それも認識していない状況だった。

物心がついた頃にはビートルズは既に解散して直撃世代ではない。それでも中高生の頃でもクラスに1〜3人は熱心なビートルズファンがいた。
自分も一応、ビートルズ~ソロ時代を含め一通りのアルバムは聴いたことがあったが、ビートルズ大好き!ポール最高!の境地には至らなかった。

そんな感じではあったが、せっかくの機会なので是非とも、ということで行かせて頂いた。

東京ドームのアリーナ席は結構前のほうの席で肉眼でポール・マッカートニーを見ることができた。リンダも健在だった。

当時の記事やレポートを読んでいて少し記憶が蘇ってきた。

確かに聴きなじみのあるビートルズの曲をたくさん演奏していた。
「The Long And Winding Road」「Let It Be」「Hey Jude」「Yesterday」「Get Back」「Back In The USSR」など。
ウィングスの「Jet」「 Live And Let Die」も演っていた。

シーンとして印象的だったのは「Eleanor Rigby」。ストリングスもあって、レコード再現度の高い演奏だったと思う。「Hey Jude」では「ナー・ナー・ナ、ナナナーナー」の大合唱だった。隣の先輩社員もこぶしを振り上げ大声で歌っていた。

いろんなレポートをみると当時の多くのビートルズファンが、この時、鳥肌をたてて、歓喜し涙したようだ。

自分は、上記の通り熱量がそれほど高くなかったので感涙するには至らずライブを鑑賞させてもらったが、今振り返るとポールの生声を聴けて、ヘイジュードを一緒に歌えたのは、ありがたくも貴重な機会だった。

当時のライブ音源が最近になってCDとして発売されていた。(レビューを見ると非公式版なのか収録状況や録音状態などですこぶる評判が悪い)

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