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【回顧】My AKG Live 2007

早速の2回目です。

最初の投稿はこちらです。

こうして過去の行ったライブを振り返るのは楽しい。


そしてただただ自己満足でしかないこの投稿を読んでくださって、いいねなんかもつけてくださる方がいるというのは本当に感謝しかありません。ありがとうございます。引き続き何卒宜しくお願い致します。


では。


【4】2007.08.18 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in Ezo
▶16:00~17:00 SUN STAGE

自身4本目のアジカンのライブは、2007年、人生初参戦したライジングサンの2日目、真昼間のSUN STAGE。

演奏中にステージ左右のスクリーンに映し出されるスタンディングエリアの人の数の多さに呆気に取られながらも前から2列目、ゴッチの真ん前で当時ライブを見ていた。

1 リライト
2 エントランス
3 夏の日、残像
4 センスレス
5 アンダースタンド
6 或る街の群青
7 夕暮れの紅
8 ライカ(当時未発表曲)
9 Re:Re:
10 君という花
11 ループ&ループ

「ステージRED STAR FIELDですか?」と突っ込みたくなるようなセットリスト。アジカンファンとしてはフェスでこれらの曲を聴けたのは勿論最高だったが、初見、興味本位で見てた人にはどう映ったのであろうか。別にそんなこと気にすることでもないか。
こういうフェスで、良い意味で期待を裏切るような選曲はこの年に勝るものないな、と思っていたら、2022年のアジカンがやってくれましたね。それはまたその時に書こうと。

まず、「ワールド ワールド ワールド」の原型になったセッションから演奏は始まり、セッション終わり間髪入れず『リライト』に突入。1曲目から『リライト』というチョイスで、イントロなり始めた瞬間のエリア後方からのモッシュの圧が凄まじかった。

今はあまり演らなくなってしまった『アンダースタンド』も、当時はもうアンセムばりに掛け声の所は曲に呼応するかのようだったし、『センスレス』のあのテンポって絶妙にノリ易くないですか?

そして既に当時イントロのセッションが恒例になっていた『Re:Re:』だが、この日は「ソルファ(2004)」の音源の原曲バージョンだった。ちなみに、この2007年の夏フェス以降、この曲のイントロが「ソルファ(2004)」の原曲バージョンで演奏された、という話を聞いていないので、ある意味貴重だったかもしれない。

そして『君という花』で演奏フィニッシュだと思っていた矢先のラスト『ループ&ループ』。今でも鮮明に記憶に残っているが、サビでスタンディングエリアの人が飛び跳ねる中、周りの人の圧力が原因で、自分の足が10秒くらい地につかなくなり、宙に浮いていた。もはや若干の恐怖で、途中曲どころではなかった。
ライジング行ったことある人ならわかっていただけると思うんですが、スタンディングエリア所々でこぼこしていて思ったより地面下だった、みたいなことないですか?この時それでした。

そしてアジカンが終わった後、着ていた白いTシャツには信じられないくらいのダマができていて、会場で捨てて帰りました。


【5】Tour 酔杯 2007 ~Project Beef~(全10箇所11公演 ※韓国公演含)
▶2007.12.19 Zepp Sapporo
(Opening Act : OCEANLANE)

最速先行で取ってこの整理番号。「Project Beef」ってタイトルもなかなか秀逸。好き。

もはや冬といえば「酔杯」となりつつあったであろう当時。シングル「アフターダーク」リリース後のタイミングで、主要都市のZeppを始めとした最大キャパのハコをまわるようなスケジュール。当初はファイナルがこの札幌公演だったが、その後追加で韓国公演が発表され、国内のファイナル、ツアーとしてはセミファイナルとなった。

個人的なことを書くと、このライブは同級生4人で行った。まさかアジカンを同級生と4人で観に行ける日が来るなんて思いもしなかった。なので当時の自分はその日1日中ずっと楽しかった。単純なヤツなんです。ただそれ以上に、雪の降る中、Tシャツ一枚で開場までの1時間並んでいたの、今考えると当時は若かったなあなんて…。今なら確実に凍え死ぬだろうし、なんならそんな天気なら開演間際に行くと思う爆。

Tシャツといえば、このツアーの物販。下に画像も載せたが、このツアーTの牛の絵は、当時ゴッチが図書館で図鑑を開いて描いた絵である。秀逸すぎる。そもそも何故ツアータイトルが「Project Beef」なのか、MCで話していた気もするが、思い出せない。
自分は買いませんでした爆。

ネットから拾ってきました、すいません。

酔杯ツアーということもあり、初日のシェルターと韓国公演以外はゲストバンドを迎えた公演に。「OGRE YOU ASSHOLE」「lostage」「OCEANLANE」の3組がラインナップされ、札幌公演には「OCEANLANE」。
下のリンクは、またしても出てきた、概要を載せただけの当時のツアーサイト。

持ち時間30分ほどであっという間だったが、『Everlasting Scence』という曲がとてつもなく良くて、ライブの翌日にこの曲が入った音源をタワレコに買いに行った程である。もうとっくに解散してしまったのが残念である。今でも聴いている。


そしてOCEANLANEの演奏が終わり、ステージ前方には幕がかかり、転換が行われ、そのまま暗転。すると幕にはゴッチの描いた牛の絵がドカンと映し出される。ある意味痛快。そしてそのままライジングサン同様、この時点ではもう曲になっていた「ワールド ワールド ワールド」をセッションとして演奏。そして伊地知のドラムから1曲目『アフターダーク』のイントロが始まり、全員の音がなるタイミングで幕は下り、目の前にメンバーが現れた。

1 アフターダーク
2 Re:Re:
3 N.G.S
4 或る街の群青
5 ブラックアウト
6 ブルートレイン
7 真冬のダンス
8 バタフライ
9 No.9 (当時未発表曲)
10 転がる岩、君に朝が降る (当時未発表曲)
11 十二進法の夕景
12 月光
13 ノーネーム
14 君という花
15 センスレス
Encore
16 君の街まで
17 振動覚
18 リライト
19 ループ&ループ
EncoreⅡ
20 アンダースタンド

セットリストを振り返ると、ファンクラブの曲を軸としているようにも見えるが、あまりその面が強くも感じず、でも当時の最新モードもしっかり反映されているような面もあり、不思議な感覚がして面白いなあと。

尚、『バタフライ』はこのツアーを最後に現状演奏されていない。
2020年に「Tour 2020 酔杯2 ~The Song of Apple~」の振替横浜公演が配信がされたときに、当時コロナで中止になったツアーではあるが、公式+で曲のリクエストを募ったときに「バタフライ」が候補に挙がったみたいなことを配信のトークでメンバーが話していた。ただ、当時のコロナ真っ只中の世の中の状況で演奏する雰囲気ではないことから候補から外れた、でもいつか演りたい、という発言があったので、いつかまた演奏してくれることの夢見ているのである…。

話が脱線してしまったが、このツアー、本編中盤で新曲が2曲も披露されるという、これもまた珍しい展開。No.9の曲前では、喜多さんがサンプラーを用いて、あらかじめいれておいたワード(確か「次は新曲♪」)を伊地知のドラムにあわせて流すという演出もあった。

『転がる岩、君に朝が降る』はこの頃から名曲になる予感しかなかった。当時アップテンポな曲が好きだった自分でも「めっちゃ良い…」となっていたので。

『君という花』は最初の部分がかなりアレンジされていて、ゴッチのギターと歌のみで、途中から全員加わるというアレンジに。「Tour 2009 ワールド ワールド ワールド」のアレンジともまた異なる感じ。そしてそのゴッチ一人の演奏の時、ステージ後方に空に星が輝いているような感じでライトが点々と配置されていて、それがまたとても綺麗だった。この『転がる岩、君に朝が降る』~『君という花』までの流れがどこか「冬」という季節感があり、今思い返しても良い流れだったなあとしみじみ。

この頃、会場出る時に、配られるフライヤー一式みたいなのの中に、ツアーグッズのカタログ的なのが混ざってて、それがけっこう好きだったりもした。
地味に復活しないかななんて思ってます。


今回はここまでです。



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