「ありがとう」が多い仕事が自分にとっての天職。

天職を追い求めて転職するというのは、今や珍しいことではないと思います。

わたし自身、今の仕事になるまでに多くのアルバイトや正社員を経験しました。それぞれの事情で離れてしまいましたが、どの仕事も楽しかったことばかりでもなければ辛かったことばかりでもありませんでした。

一方で、長年にわたって中国武術の教室運営に関わっていましたが、こちらは趣味でありライフワークだと自負していたにもかかわらず、実際はつらいと感じてしまうことのほうが多かったように思います。好きで始めたことなのに......おかしいですよね。

「好きなことだからといってそれが上手くいくとは限らないし、
やりたいことをやるためにはやりたくないこともやらなければならない」

という一つの真理を痛感した時期でした。

(そんな武術教室でも、最近の話ですが元生徒に「先生に教えていただいたカンフーが今でも自分の中で役に立っております!」と言ってもらえたので、それはよかったなと)

辞めたいと思った仕事にも楽しいと思えた瞬間があり、それは共通して「ありがとう」と言われたときのような気がします。「ありがとう」を通じて「人様のお役に立てた!」と実感できたとき、「やってよかったなあ」という気持ちでいっぱいになります。

その気持ちを常に持ち続けられる、あるいはそう感じる場面が多い仕事ほど天職と言えるのではないか。わたしはそう思うのです。

今のお仕事ほどたくさんの「ありがとう」を聞ける職はないなと思っております。

#天職だと感じた瞬間

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