種族設定 - グロウリング(苔人)

グロウリング(苔人)は、利用フリーの、架空の亜人の種族設定です。

  • ベースとしては人間とほぼ同一の容姿を持つ亜人種である。ただし指は四本であり、身体から苔、菌類、その他植物を生やしている場合がある。

  • 光合成によってエネルギーを得ることが出来る(人間と同じく、食物の接種によるエネルギー補給も可能)

  • 基本的に無性別であるが、日光を浴び続けたり過食し続けると一時的に性別が変化する

  • 人間他亜人と交雑可能。生まれてくる子は基本的にこの種族の特徴を濃く引き継ぐ場合が多いが、血が薄れれば一部の特徴しか持たない子も生まれてくる(例:殆ど通常の人間だが、性別だけこの種族と同じ)

基本的には以上の特徴を持つとされます。
この設定をベースに、特徴の追加、改変、削除を行っても構いません。グロウリングは生息域が広く、また他種と特徴が交じり薄れる場合もある為、各地域における個体郡の差として表現されるでしょう。
当種族が棲息する地域、国、町など、関連する設定の創作も自由です。

交流系のゲームの参加キャラクターの種族での利用、その他創作内での利用など、ご自由にどうぞ。
イメージとしては、エルフやドワーフと言った種族にも遡れば原典があるものの、今はあらゆる創作に出没しているように、原典はこの記事でも名前や設定の利用などはご自由にというものです。

ただし、『グロウリング』という呼称から外れた派生種族を作成する際には、同じく派生フリーのコンテンツとして作成くださるようお願いします。
(『レッド•グロウリング』のようにグロウリングという文字列が入った派生種族の利用なら問題ないです)
→過去の自分はこう書いてたんですけどパブリックドメイン!完全フリー!ってした方が使い勝手よくないですか!?完全フリーです!改変加工ご自由にッ!!!

以下に詳細な設定の一例を記述しますが、前述した通り個体郡の差として表現されるものであり、従わなければならないものではありません。創作としての深みを持たせる為などの用途で、お好きな範囲で参考にして頂ければと思います。


生態

◆光合成が出来る
髪の毛や体表そのものに葉緑体を持ち、これにより日光を浴びることで光合成を可能としています。
ただし、直射日光を好むかは個体差があるようです。日差しの注ぐ明るい場所を好むか、湿気のある半日陰を好むかはそれぞれの特徴に寄るでしょう。
(実際には葉緑体ではなく、それに類する細胞小器官の可能性がありますが、簡易表現の為に葉緑体と表します)

葉緑体の色は緑に限らない為、様々な色を持つ可能性があります。
・肌の色が人間と同一の個体
・肌の色が緑色、赤色など人間と異なる個体
以上の例のように幅が見られます。
これらの色の特徴は、生息域によって偏りがみられることもあるでしょう。

また、体表に存在する葉緑体の影響で、入れ墨のような紋様が肌に表れる場合もあります。この特徴は日光が日常的に当たり続ける場所に生じやすい傾向があり、これを利用して一部だけ模様の様に肌が見える服を着て、人工的に紋様を作り出す文化も一部で見られます。

◆植物との共生
この種族は植物と共生関係を持つことがあり、身体に生やしていることがあります。日光が当たりやすい関係上、また本人の呼吸による二酸化炭素吸収の効率から、頭部から生やしているケースが多いようです。
植物の側は不要な栄養の吸収、生存条件の確保、自身の種の広範囲への散布を。この種族の側は不要な栄養の交換、光合成の補助、その他植物に応じた様々な効果を恩恵として受け取るでしょう。

これら植物は個人が任意で生やすものではなく、放っておくと生えているケースが多々あります。グロウリングの体表は植物に適した環境になっていること、植生豊かな環境で暮らすことが多いことが理由でしょう。
故に、あまり容姿へ頓着しない個体は、まるでジャングルと喩えられる程に繁茂した頭部を持っていることがあります。
また逆に、これら植物を整え、お洒落として纏うグロウリングも存在します。

◆性別
基本的に無性であり、過剰なエネルギーの摂取により後天的に性別が変わります。この性別変化は一定期間が経過すると元の無性に戻ります。期間については個体差や接種エネルギー量による差がありますが、1日~1週間程度の範囲が多いようです。ただし、妊娠等の影響により長期にわたって性別が固定されることもあります。

男女どちらの性別に変化するかは、水分の接種量で変わる場合が多いようです。エネルギーの過剰摂取期間中、水分を多量に摂取した場合は女性に、摂取量が少ないと男性になります。ただしあくまで一部の傾向であり、儀式的行為であったり、ある種の食物の成分の摂取量でどちらになるか変化する場合もあるでしょう。

グロウリングの赤子は母乳を必要とせず、光合成と水分摂取により育ちます。ただし、人間の赤子より生育には時間が掛かるようです。
この様な特徴を持つため、グロウリングに取って他種の赤子はせわしなく世話の難しい存在とされることがあります。ごく稀な先祖返りや血が薄いもの同士の交雑の結果として、グロウリング間で人間に近い子供が生まれた場合、その子供は人里に捨てられてしまうケースもあります。
他種との交流が進む区域では段々見られなくなってきている事例ですが、そうでない場では見直されないまま風習として残っている可能性があるでしょう。

性別変化を拒む個体は、日光を吸収する黒い服を着ている場合があります。日光のエネルギーを過剰摂取していない場合でも、エネルギーの蓄積や成長によって性別の変化が起こる事例も時偶存在するため、性別変化を起こしたくない個体は光合成を防ごうとするようです。

◆寿命
人間よりは長い場合が多いとされます。生息環境や栄養状況に問題が無かった場合、一般的には120~150歳の間に収まるようです。ただし、活動レベルや地域差、交雑の影響によりこの半分以下になるケースも見られます。

寿命が長い分、グロウリングは成長や老化も遅いです。個体差が大きいですが、人間の成人年齢に達しても見た目が子供のままの場合もあるようです。ただし、性別変化の回数が多い程成長は早まる傾向があります。性別変化を起こし続けた場合は、子供に相当する年齢でも大人の外観を持つようになり、逆に全く起こさない場合は、老人に相当する年齢でも子供の見た目のままになるかも知れません。

◆生息区域
沼地や森、平野に住むことが多いようです。沼地に住む個体は湿気を、森に住む個体は半日陰を好み、平野に住む個体は直射日光を好むようです。
日光と水があれば活動出来るため、他種の街に住んでいる場合や、或いは自分たちで街や国を作り出して住んでいる場合もあるでしょう。
乾燥に強く、日光を好む個体郡であれば、砂漠のような僻地に住んでいることもあるかも知れません。

能力

◆身体能力
ベースの能力としては、人間より少し低い傾向があります。ただし、十分量の光合成を行っている場合は、人間より活発に活動することも可能なようです。
この特徴を補う為に、暗所での活動が必要な職についているグロウリングは、光を放つ道具を携帯している場合があります。

◆魔法
これと言った傾向はなく、地域差や個体差の影響が大きいと言えるでしょう。

Q&A

Q なんで派生種族もフリーコンテンツにしてねって書いてあるの?
A 完全フリーだと種族名だけ変えつつ丸々コピーして再配布みたいなことも起きうるかな……?と危惧した故です。今後、それでもいいかってなった時やそうして貰うのも手間を掛けるなと思った時は該当規約は爆破される可能性があります。

→爆破されましたッ!!!!!!!!!!!!

何かあれば追記します。


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