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あなたは何者なのか? Vol.1 〜始まりのはじまり〜

BESOが1番伝えたいことを伝えていこうと思う。

それは自分が何者であるか、という事。エッセイのような小説のような、不思議な話を繰り広げていきたいと思う。前提として、あくまでもBESOの経験を元に描くストーリーやおとぎ話だと思ってもらって構わない。

が、本当にこれが大切だと思うので、色々な媒体で書いている。そのうちの一つがこのnoteという事になる。

では、さっそく始めていきたい。

まずこの世界は矛盾で出来ている。という前提の話をしたい。何でも貫く矛とどんな物も通さない盾が戦っている。なので、理解できないことや不思議なことが起きる。

理解できない、もしくは答えがわからないものを例えれば、鳥が先なのか卵が先なのか、という身近な話から、宇宙の構造がどうなっているか分からない、など無数にある。

その中で生きている我々が軸としているものを見直していこうと思う。そこに我々が何者かのヒントが見え隠れする。

西暦2018年の現在、軸とされているものは科学と資本主義だ。科学が学問として確立したのいつか存ご知だろうか?1912年にアメリカで科学史専門論文誌ISISが発行されて以来と言われている。

一方、資本主義は1776年のアダムスミス著「資本論」が大きな影響を与えたのは間違いない。

もちろん、それ以前から研究は進められていたり、小規模では行われていた。それがさも常識になったという意味での確立した、という話だ。では、それまでは何が人々の軸になっていただろう?

まず、科学の前はと言われればそれは宗教だ。仏教・キリスト教・ユダヤ教・イスラム教など大きな宗派の教えを軸に人々は生きてきた。その痕跡が世界中の遺跡に見られる。そこから宗教と科学が対立を始める。宗教には証拠のないものを主張するケースが多々ある。

現代の人に「証拠」がどれだけ大事かと問えば、9割近い賛同の声が聞こえてきそうだ。しかし、先ほども話したようにこの世は矛盾で出来ている。つまり、「証拠」は大事だが、「証拠」や「仕組み」は分からないが機能している事が沢山ある。

ここで大事なことは、証拠よりもその人が信じられるかどうかが大事になってくる。カトリック信者はローマ法皇を信頼している。科学者は科学誌や論文を信頼している。つまり、あなたが生きる軸となるものは何を信じているか、という事になる。

これは資本主義の根幹でもある。紙幣とは、信頼で出来ている。物質的にはただのデザインされた紙だ。しかし、その信頼の元に経済が成り立ち、国家が成り立ち、世界が成り立っている。その信用にトラブルが起きた時事件は起きる。柱を失った建物のように音を立てて崩れ落ちる。

現代でも多くの国で経済危機が起きている。他人事ではなく明日は我が身なのだ。つまり、お金を信頼するのではなく、その先にある信頼できる柱を自分で見つけなければならない。

「あなたは何を信頼していますか?」

答えは何でもいいと思う。家族・友人・地域・国家・・・。しかし、、1番の柱はあなた自身であるということを忘れないで欲しい。あなたという柱の上に全ては成り立っている。あなたが居なければ家族を信頼する事も出来ず、地域を形成する事も出来ない。

ではあなた自身は何者なのか?

肉体を持ち、意思を持って動く生き物。信頼によってその生き物の動き方が変わる。次は何を信頼しているかに迫ってみようと思う。


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