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インドを翔けて🇮🇳DAY1


〜息をするようにクラクションを〜

2024.2.21

雨が降っている。
日本が雨だろうと、富士山が噴火し、隕石が落ちようとも関係ない。俺らはインドに向かう。

成田空港発は篠崎住みが好手となる数少ない集合場所。朝サラリーマンどもをかき分けて大荷物を持って移動する気持ち良さを久しぶりに体感しながら、うっきうきで成田へ向かう。

9時に集合。到着が10分遅れてしまい、Wi-Fi回収諸々で30分遅れる。すまぬ。村野が事前チェックインを済ませてくれていたので荷物を預ける。村野はオンラインVISA用紙ではないものを刷ってきたのでコンビニでプリント。ポンコミス1。朝飯を成田で食べる。天丼と蕎麦。みんなでお酒を飲み一歩前進。インドでこの飯を超えることはないだろう。

生小


珍しく出だしぼちぼち順調かと思いきやしっかりと席場所セパレート。ポンコミス2。飛行機をとった村野だけ別島へ。ミスってガーキさんも少ししょんぼりしていたような気がした。つまり、俺の隣に知らんやつがくるってこと。外国人女性。23歳、ネパール出身の素行悪目ガール。靴を脱いでテーブルに足を乗っけてくつろいでいる。隣の席の人に話しかけるやつは決まって陽キャ。無限に話かけられる。一方的な恋バナもした。急に手をタッチしてと言われてインキャメンな俺は小指と薬指のみで控えめタッチする。

村野は一席空いてインド人男。だったけど気づいたら隣に移動していた。色々話してたけど、こころの距離と共に物理的に近づいているのは笑った。日本語の先生を片手間でやっているらしくおすすめの場所などを手書きメモしてもらってた。インスタのIDを教えてもらって、何かあったら連絡してと言ってくれたらしい。彼とブラザーになった村野だが、さすがの隠者。のちに飛行機を降りた後、あいつとはインスタで繋がりたくないときっぱり言い放っていた。一期一会。

こう見えてフル日本語説明だったらしい


機内食は2回、まじうま。10時間乗り換えなしダイレクト便のため足パンツミニダ三位一体教会。
ケツも痛いこともあって、エコノミークラス症候群という新言語も素で放つ。島田に突っ込まれるまで気づかなかった。とりま島田からクッション奪い、ケツの下に敷いた。

インド着。空港に着くやいなやトイレ前の水道台の水を飲もうとする。村野が止めてくれなきゃ逝ってた。換金。空港はレートが悪いとのことでじゃん負け。島田敗北。空港から出るとすぐに野犬登場。怖め。

お迎えわんわん


インドはぼったくりが多いことは有名なのでUberで移動する。車待ち。とんでもなくクラクションがうるさい。乗り込む。ここにきて、つめつめ工程にビビり始める。運転手はどっからどう見てもインキャジャップなのにヒンディー語で話しかけてくる。言語の寄り添いはなし。プライムミニスターと言うワードが聞き取れたので調べると、位置情報が反映されてかインドの首相ナレンドラ・モディが出てきて口にすると、その名前だけ通じて会場が沸いた。

ホテルmayda innに荷物を置きに行く。言語はほぼ通じないが何となくでチェックイン。シングルベッド3つ。荷物をぶん投げインド門へ。

インド味あるbathroom


インドカラーにライトアップされてたりして普通に綺麗。リクシャの営業は来るけど治安は全然良い。ただインドメンからの視線がすごい。事前調べ通りインド人は目を見つめ返しても逸らしたりはしなかった。ヨーロッパ周遊依頼に飛ばし人と再会。約5年越し。インド門前では、自称インド門専門の写真家を筆頭に写真撮りの営業をかけられまくる。鬱陶しい。少年軍団にも同様にかけられるも、逆に俺らのカメラで撮るから一緒に撮ろうと言うと、初の返しだったのかキョドリながら入ってくれた。写真撮り営業者への返答の解を導いた。ファインダー越しにインド門を撮影する日本独自の技術を見せつけたりしながらここは終。

#ファインダー越しの私の世界


夜飯を食べにカレー屋へ。Uber探し中に島田がWi-Fiを地面に落とし破壊する。リクシャの鬼営業幹線道路をずんずん歩きピック。世界一美味いカレー屋karmsカレー。お腹弱々民族なので、ウェットティッシュで全食器を拭き、水はボトルで空中ラッパ飲み。堂々とジャパニーズスタイルを決め込む。スパイス効いたカレー、味は独特で普通。ケバブは臭羊。まずい。世界では通用しない味だった。


地方予選から出直しな


不満に思いつつ隣の大家族が頼んでいた謎の常温お米デザートを追加注文。加熱されているのかは知らない。初日から腹痛リスク事案を受注。味はお米の素朴な甘みがあり、美味しく村野と2人で完食。島田は手をつけず。


謎うま


お店を出て目の前の商店街を少し歩く。後から調べるとマティア・マホール・ロードと言う道らしい。23時ごろ。歩いた感じデリーは夜でも治安いけそうと経験が言っていたので大丈夫かと思ったが、圧倒的に無秩序、カオス。ごく普通の商店街なのに見たこともない人数の人がいた。ほっつき歩いてる人、知り合いと話してる人、貧しい人、変な服売ってる人が無限。リクシャも無限にクラクションを鳴らしていてストレス。途中に野犬対飼い犬の喧嘩に遭遇。飼い主は野犬に対してうちの子やばいから近づかない方が良いよというジェスチャーを向けるも、飛び噛みつきをしていた。他にも野犬は沢山。噛まれたら狂犬病で一発死亡と言うヒリヒリがあった。致死量の数の人間とすれ違い、初日からどっと気疲れしてホテルへ。体感1億人はすれ違った。

無限人混みクラクション編


人疲れで既にインド嫌になってきて、Uber内でジョージアの綺麗な空気が欲しいと呟く。島田にそれは来る国を間違ってると制されぐうの音無し。

ホテルに1時過ぎに着く。明日は4:45発の飛行機。インドの飛行機は2時間前にいるべきとの記事があり、どう計算しても睡眠時間がイカれてる。シャワーじゃんけんで長谷川、島田の順。村野は汚人なので入らないと言っていたが頭だけ洗っていた。風呂では頭だけ洗い、めんどかったので体はボディシート。シャワーの水も衛生的に良くないとの事前情報があったけどちゃんと目がピリついた。お湯は出ず。

デリーの街の雰囲気はタイに近い感じだけど人数がレベチ。あたしそこ通りますくらいのノリでクラクションを鳴らすし、なんなら長押しし続けてるやつもいる。営業も活発なので初日は疲れてしまった。そんな中1時間半睡眠という鬼スケ開幕。俺らのエンジンが試される。

面白くなってきたね。

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