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インドを翔けて🇮🇳DAY3


〜アラバスタ王国でジャップ旋風〜

2024.2.23

朝5時出発。約3時間睡眠。高速充電バッテリーを搭載しているとはいえ、全回復していて驚く。26歳まだまだやれる。今日はジョードプルへ行く。

空港で名前の生い立ちをクロークの人に聞かれ、俺は大陸のようにビッグなると答えるも、しっかり鼻毛ハサミを没収された。搭乗口に着いたのは1時間前。ネットで書いてあった、インドの飛行機は最低2時間前までにいるべき、なんてのは既に守るわけもない。ただこの気の緩みが最後の面白出来事に繋がる。indigo航空、ビタ一門と席を下げられない最後列を陣取る。

鬼スケだからみれるもの


8時ごろジョードプル着。空港出ると拳銃世界が広がる。警備員が皆ライフルのような銃を持っている。銃口の前を通るの怖すぎ。Uberマッチに時間がかかる。やっとマッチするも、俺らを送った後空港に戻るから追加で100ルピーくれと言われる。お前都合は知らん。と思ったが時間もないのでやることにする。大輔に評価1をつけるよう依頼。日本人なめるなよ。俺らは無駄に200円も払えるようになった。poor卒業1。

街はオレンジの三角旗沢山。意味は不明。バラナシやデリーに比べてインドの田舎って感じ。

カラーリングよき


先ずは俺がGoogle mapで見つけたインドのジョージア、Tekri Mata Mandirと言う名前の丘に行く。丘の手前で下される。徒歩ルートはけっこう崖。サボちゃんやリスと遭遇。頂上は宗教味が深く、フェンスに色々な布が巻いてあった、景色はまるでジョージア。メヘラーンガル城塞(以下メンヘラ城)を一望できる良いスポットだった。

like Georgia


帰り際に、ウエディングフォトをみたり、子供が手を振ってきたり。子供は遠くから異人な俺らを不思議そうに見ながら手を振っていた。島田リスに興味なし。

飯屋までUber。と思ったが辺鄙な場所なのでマッチしない。歩いているとじいちゃんリクシャ乗りと遭遇。200ルピーと言われ秒で快諾。poor卒業2。ジョードプルは細道ばかりでリクシャがちょうどいい。街の中の排水インフラは一部ぶっ壊れており水上リクシャした。楽しかった。途中、目の前に中学生らしき女の子2人がデカ目のリクシャの後ろに乗っている。2人で話しながらケラケラ笑っていてインドで青い春、つまり青春を感じてしまった。村野が手振ったらお菓子吹き出していた、このブスモンキー手振ってら、って。その気持ち大人になっても失っちゃいけないよ。

ほぼ自由を唱うエレン



屋上のあるレストラン、Gopal Roof Top Restaurantで昼飯。ロケーション最高すぎ。俺も島gle搭載したい。

景色すばら

ナッツ入りのカレーは激うまでインド一更新。バナナパンケーキ、ピザもラッシーも美味しい。島田、村野の写真に映り込む俺。2人はブスモンドセレクション金賞を争っていた。俺はその立役者となる。コレクションの被写体として引っ張りだこで困っちゃう。うまり写りがブスってことだけど目を瞑る。誇り。他に客おらず貸切だったこともありのんびり過ごす。インドにこんな優雅なとこがあるとは。前半バラナシにして良かったと心底思った。

とってもうまま



続いてメンヘラ城へ。遠いので流石にUber。城の中は急傾斜すぎ、鳩多すぎ。カーペットやら色々観ながら屋上へ。

イヌイヌの実モデルダックスフンド


そこに広がる予想だにしない素晴らしいランドスケープ。植栽満点、空は青空。過ごしやすい。城から見る青の街はそこまで青じゃなかったけどいい感じ。ここがアラバスタのモデルかと。感慨深いね。

アラバスタここにあり

村野とセミお揃いのネジでできたラクダの置物買い、出口へ向かうも思いっきり裏道に出てしまう。


メンヘラ城から望む



たまたま青い街にでる。街にいるのはジモティーだけ。いつも通り小道を歩く。なぜなら島田が先陣だから。すれ違う人は優しく微笑んでくれる。目線は優しいし、挨拶すると嬉しそうにしている。優しい街に来ちゃったみたい。もっと棘で刺してくれても構わないのに。

程々に青でいいところ


青い街を少し歩いて、若者リクシャで時計塔へ。運転捌きは素晴らしくインドの若頭だということがすぐに分かった。謎の白い粉を食っていた。リクシャの途中、象とすれ違う。普通に意味わかんない。ただ塗料でおめかしした巨象が対向車線から歩いて来て真横を通る。若頭がガンガと言っていたので確実に神聖なやつ。流石に変なことしたら撃ち殺されそうなのでゾウさんタッチは控える。

かわちい

時計塔。散々ここまでアラバスタと言ってきて、時計塔と言えばあれしかない。サンジの蹴りとゾロの刀でビビを飛ばすところ。そしてペルが時限爆弾を持って飛び立つところ。ここにあったとは。聖地巡礼。結構感動。

ペルがみえた


Good Earthという店でショッピング。店内綺麗、グラス数千円から万。グラスタカイ、テガトドカナイ。poor再入学おめでとう。

rich学校のロビー


Toorji Ka Jhalra Bavdi という有名な池へ。村野ブラザーインド人が教えてくれたらしいおすすめスポット。ガキ達が度胸試しで飛び込んでる。推定30メートル弱。普通に鬼。フジモのやりとりの10倍以上の規模感。ビビってるやつがやっと飛んだ後、壁の尖り部分からハウル飛びしてるやつがいた。笑った。

流石に度胸


続いて俺が行きたかったスパイス屋Maharani spices。俺はカレーのスパイスを購入。島田村野はコーヒーを買っていた。店の主はチビ兄弟。包装と金の徴収をしていた。ボスが弟で兄が一般職。村野島田が風貌思いっきり外国人男にちょっと良いっすか、とジャパン玄人寄りの声の掛け方をされたらしく、そいつとその彼女と話していた。ジャップに蝕まれていて可哀想だった。

その後、さくっと廃れモールを流し。カップルおすすめのラッシー屋へ。Shri Mishrilal Hotelというところ。マカニアラッシーとやらを頼むとお昼と同じやつが出てきた。緑色の爽やかな謎の味。ただこっちの方がクリームチーズみたいなの乗ってるしうますぎ。店の前でインド人に絡まれまくり日本人旋風を巻き起こす。10人くらいの若者男1人ずつと俺ら3人の写真を撮り続けた。謎すぎだけど嬉しそうだからいいや。

浸透してきた


ここで時間が余る。暇だし次は初の電車なので早めに駅に向かうことにする。リクシャにのってメインの街を後にする。
ジョードプルはバラナシ、デリーと比べて田舎のような感じ。静かだし、人も温かく、営業も少なくていい街だった(フラグ)。

駅に着き駅員に入り方を聞く。オンラインの画面があればいけそう。1時間くらい余裕持って着いたので駅前で時間を潰そうとしていると肌黒めのオジに話しかけられる。村野の靴を治すよ、値段は君の言い値でいいよ、と。よくみると村野の靴は大穴が空いている。よく人前でこんなボロ靴履けるなと思いつつ。流石のアホ3人でも圧倒的に怪しい気はしたので、先に100ルピ渡すことに。靴修理をして、洗剤で磨いてもくれていた。島田もアウトソールが少し剥がれていたのを見つけられて同様に修理の磨き。靴底に穴開けられて、逆に破壊されていた。島田は少し悲しんでいた。俺も声をかけたがノーとコンマ1秒のスピードで返答。作業が終わると人が変わったように1人800ルピー請求される。島田は一応50ルピを渡してて笑った。駅までインキャスピードで逃走。村野の足は新品同様になった靴のおかげで心なしか速かった。滑稽だ。俺らはフラグを回収し、こころの蓋を閉じた。

サギょう風景


追いかけてきたら嫌なのでそのまま駅構内に入る。トイレ前では排水溝が詰まってるのか棒で汚水を混ぜ混ぜしてる人がいる。中はバチ臭。その隣で裸足で入ってくるインドメン。冷静にイカつい。これを見て黄金寺院の汚さを回顧。彼らと同じ場所で素足で歩いちゃってんじゃん。

車内に乗り込むが前評判と違って快適。チルすぎてチャイ爺からチャイティー貰う。10ルピ20円。やっす。インドで飲んできたチャイティで1番美味い。もう俺らはインド人なので腹壊す心配なんてしてない。2杯目来たら起こしてと村野にお願いし眠るも、しっかり起こしてくる。寝させろ(不機嫌)(理不尽ごめん)。普通に2杯飲んだ。

これがうまいんだ


チャイティーのせいか腹が唸りを上げているけど気にしない。後半も一生同じテンションでチャイ爺が営業してる。うるさい。途中寝たが5-6時間かかり寝るのにも飽きたので村野と車窓から動物探しをしながらど田舎インドを見渡す。一瞬ラクダさんが登場して沸く。村野は見逃す。コモドドラゴンさん出てくればおもろいねと話す。現れず。

今のところ出会った動物フレンズは以下。
イーヌさん
キャットさん
モンキさん
スーホさん
モーモさん
ゾウさん
コッコさん
シーマさん
シープさん
ヤーギさん
リースさん
ラクダさん
コモドドラゴンさん
バーディさん(鳥)

写真に収められてないのはモンキさん、キャットさん、コモドドラゴンさん。明日は収める。ラクダさんはお土産のネジラクダを電車内で撮ったのでカウント。景色を見ながら話し続け、最後また寝る。

ラクダさん


ジョードプルの子供は純粋で、興味のまま話しかけてきてくれて可愛かった。砂埃がやばいけど、人と街並みが好きになった。

ジャイプール着。電車降りた瞬間営業。長時間列車に疲れた俺らには鬱陶しすぎて若干キレる。普通に殴りたかった。そいつを引き剥がしても、道中にもしつこい奴らがいっぱい。この街の第一印象最悪なんだが。

Uberで夜飯を食べに。ホテルのレストラン。名前はホテル・ロイヤル・オーキッド。食べ放題500ルピー1000円とのことで頼む。カレー、ナン、チキン、魚など大量摂取。ベイクドヨーグルトが世界で一番美味かった。水はボトルウォーター2本飲む。
チェックして伝票見た瞬間、島田が死んだと呟く。この呟きの波長と周波数は俺らがやらかした時に発せられるやつ。よくみると食べ放題1人1500ルピーで水一本1000円だった。インドは物価3〜4分の1。数万のコースがここにあり?豪遊で笑った。後から調べたら五つ星ホテルだった。俺ららしすぎて天晴れ。

言葉はいらない


宿のブティックホテルへ。ユニットバスで最高。しっかりお湯は出ず。島田が電車にコーヒー忘れたことに気づく。それを聞いて村野長谷川はニヤリ。ダブルベッド一個しかなく、臨時で一つベッド置いてもらった。マットレスのみ。ジャンケンして負けた村野がそこへ。カースト制度がここにはあった。

かなりの大移動で疲れてきている。俺らが丸一日同じ都市にいることはない。今日は人を信じてきたのに裏切られ、poor卒業したのに再入学した。
色々あるけど、その色々が楽しめている。すでにインドの面白さに気づいてきているし、この国にしてよかったと思ってる。

明日でラスト。最後まで走り抜ける。

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