ベタの散文詩

8
ノート

いつもひとり

映画を見るときも

いつもひとり

お茶するときも

いつもひとり

お買い物するときも

いつもひとり

ビリヤードするときも

いつもひとり(一人用のルールがあるの)

シューティングレンジに行くときも

いつもひとり

引っ越しを決めるときも

いつもひとり

転職を決めるときも

いつもひとり

山道をドライブするときも

いつもひとり

ゲームセンターで遊ぶときも

いつもひとり

好き

もっとみる
くるりんミラーチェンジ!
22

ここ飛び降りたら死ねるよね

私、小学校高学年で市内なのに引っ越して転校させられたんだけど

その通学路に

複数の線路をまたぐ大きな青い陸橋があって

小学生の頃は私小さくてひ弱だったから

一生懸命登って降りるの、毎日大変だったのだけど

毎日懸命に登って降りて、通学してました

そのてっぺんから周りを見渡すと

その先は2つの学校(小学校、中学校)と2つのグラウンド、2つのサブグラウンドと

緑に包まれた大きな古墳があっ

もっとみる
ラブリンク!L・O・V・E!
20

好き

好きって何だろう

キラキラした初夏の空気

ツンとしてお口の中でジュワッととろけるシャーベット

体にぴったりの小さめの上着

狙って打つタイプのゲーム、
ビリヤード、ゴルフ、アーチェリーとか

チャコールグレーとパールグレイのトーンオントーンな組み合わせ

透明な秋の空気

ランプ灯る夜の工場

勝手に生活してる猫

美しいファルセットと情熱的なフェイク

オペラ 遠くで鑑賞するスタイルで

もっとみる
くるりんミラーチェンジ!
9

神さま お願い

神さま

もし私のこと

見ていてくれてるなら聞いて下さい

私はこの世界が本当に好きだってことを…

さんさんと輝く太陽よ

夜空に浮かぶ十六夜の月とお星さまよ

海風に揺れる一輪の花よ

爽やかな空気に包まれた竹林の山よ

落ち葉の下の虫たちよ

小川を登る魚たちよ

寒さに震える狐の子供たちよ

学び舎に集う人の子らよ

渋滞の渋谷の交差点でひ

もっとみる
スマイルチャージ!
8

溢れてくる言葉

満員電車でおしくらまんじゅう

私は必死で自分のプライベートフィールドを確保するの

渋谷の交差点で沢山の対抗者。人、人、人。

弾幕シューティングゲームのように私は華麗にかいくぐるの

会社の忘年会でたくさんの知ってる人・知らない人が騒ぐ中

喋りたいことなんて何もない

私は壁の花になるの

寒い季節 寒い地方

年に一度の家族が集まる実家のリビングで

大家族の我が家だけど

実は一番社会的

もっとみる
チェンジ!ビートアップ!
9

シャーベット

何か一歩踏み出すたびに

心臓がすり減る気がするの

心が少しづつ削り取られる気がするの

心はシャーベットのよう

私何度も言ってるけど

やるべきこと

やりたくないこと

やって当然のこと

言いたくないことを言うこと

そういうのをやるのに

すごくためらいがあるけど

恐れがあるけど

それをかなりやってきたから

あの子はできるって

もっとみる
デュアルスピリチュアルパワー!
17

妹…?

この子は何だろう?

ずっと一緒に住んでるけど

どこの子だろう?

って幼い頃、思ってた

それは妹だったのだけど

親からそう聞いたから妹なのであった

それ以外の情報は皆無であった

生まれた病院が違う、
くらいしか知らなかった

幼い頃から気が合わず

よくおもちゃの取り合いとかで喧嘩になって

私は負け続けた

だって、叩いたら痛いんだし可哀想じゃない?

だから

もっとみる
オープンマイハート!
15

聞いたことの無い音

叔父さんが別荘に来ていたので会いに行った。

叔父さんはピアニストや作曲家として有名で紅白にも出たことがあって

一族の誇りでしたし、私も尊敬してた。

すごい外車に乗って楽しいお話しをいっぱい聞かせてくれて

よくピアノも弾いてくれて

叔父さんが作った代表曲はピアノソロなのに交響曲のような壮大な音を聴かせてくれて

幼い頃からそんな叔父さんが大好きでした。

そんな

もっとみる
スマイルチャージ!
15