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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.283

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。




浦河に住んで28年のみーちゃんに今年の抱負は?と伺いました。

私、自己病名の「統合失調症ナルシスト型」を変更したいと思ってんの。

なんだか忙しいのやだからゆっくりしたい。部屋で冷たいお茶飲んでふーっとしてたい。タバコとお茶があればご機嫌なの。

今年の抱負は話すことにする。

私ね、幻聴さんの館って呼ばれてる共同住居に住んでるんだけど、にぎやかでやんなっちゃうこともあるけど人間同士だから話せるとも思ってんの。

会話って聞いて話すってことだから聞かなくちゃダメだけど!あははは!

聞くってほら、うざったいでしょ!あはははは!

文/写真:江連麻紀
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●新刊「弱さの情報公開」NEW

2023年10月発売の最新書籍です。
2020年に発売しご好評をいただきました「弱さの研究」の続編。
不寛容な社会での孤立と孤独「つながり」を考える。

一部では、カーリング日本代表の吉田知那美選手とべてるの家の人や
向谷地生良氏との「強さと弱さ」についての対談。

二部では人と人の「つながり」を各章で考察、依存症、認知症の孤独について、本当の「つながる」ことの意味を考える。

<目次>
まえがき―「弱さの情報公開」の源流 
一部 弱さの情報公開
一章 弱さの情報公開 
二章 弱さを認める 
三章 行き当たりバッチリ 
二部 つながる
四章 わたしが「ダメ。ゼッタイ。」ではダメだと思う理由 
質疑応答 
五章 「認知症と繋がる」ということ 
六章 あいだは「愛だ」 
七章 地域と人と苦労で繋がって(向谷地生良氏最終講義) 

●大反響増刷中!
『子ども当事者研究 わたしの心の街にはおこるちゃんがいる』

本体価格:990円+税、出版社:コトノネ生活

● べてるの家の「2024年カレンダー」
2024年もべてるの家のオリジナルカレンダーが登場しました。べてるの仲間が大切にしている言葉とすずきゆうこさんの温かいイラストで2024年が良い年になりますように。

● べてるへの見学・お問い合わせ


・「北のバラバラな日々」(36) 笹渕乃梨

明けましておめでとうございます!

小学校は冬休みに突入し『お母さん分人』の比率高めの日々を過ごしているわたしです。冬休み突入とクリスマスがほぼ同時だったためか、娘はサンタさんからもらったゲームをしたいらしく普段より早起き。つまり、わたしの甘美なひとり時間はなくなり、ここ4日間は朝活のヨガの時間を作れずにおります。

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