見出し画像

アジアカップでの森保一批判に関して

 どうもべっちょです


書く予定じゃないことを書いてるから(Xで書いてたら文字数多くなって向こうだと読みづらいので)ちょっと雑然としてるけど許して。



■これの続きのツリーだと思ってください。

○サッカー監督に求められる能力


監督って作戦を組むということが大事な能力と思われてるけど、それは大前提として、「フィールドを俯瞰しながらピンポイントで指示を出す」のが凄く大事で、それを出来る人間は「視野の広さ」と「情報処理能力」、「不測の事態(良い意味でも悪い意味でも)が起きた時のマネジメント能力」「引き出しの多さ」「手札の多さ」がどれか一つでも欠けていれば成立しない。
山本昌邦や森保一はこの基準をクリアしている。 


○トルシエの凄いところ

トルシエが凄かったのは「引き出しの多さ」は普通なのに、「情報演算処理能力」と「手札の多さ」が凄かった。本当に凄かった。

トルシエが日本代表を率いてたアジアカップ時の「ノート」がJFAにあって、それが全国のサッカー指導者、関係者に頒布(俺は北海道の中学サッカーだったから「北の蹴人」ってタイトルの季刊)されたんだけど、2000年冬号ほぼ丸々1刊が「トルシエのサッカー」

シドニーオリンピック時の各局面でのボールポジション、フィールドプレイヤとキーパー22人全員のポジションが載っていて、「実際に指示したこと」「その時にその指示を選択した理由」「他の選択肢を取っていたらどうなっていたかの仮想」まで凄く細かく載っていて、これをちゃんと読んだ監督・コーチは視野の取り方をまず変えた。

俺の中学時の監督(数学の教科担)はこれを読んでから「フットサル時に体育館の真ん中に立って両チームに指示を出す」という練習をしてた(だって、春までグラウンド使えないんだもん)。
コーチ(国語の教科担)も同じことしてた。

俺も同じことやらされた(練習試合ではラインズマンもやっていたから多分役に立つと思われたんだろう)んだけど、10分ハーフなのに冗談抜きで頭が焼けるんじゃないかというぐらい負担が掛かった。


○もしJFAが森保一に不満を感じているのであれば


トルシエ(やベンゲル)はこれを天性のセンスと裏付けされた実績でやっていたんだから、そもそもJFAが求める監督像と違う人物にオファーすべきではなかった。
妥協せず本気で欲しい監督を探して穫るなら100億積んでユーロ圏から引き抜くぐらいやれ。そしてトップコーチだけは10年以上変えるな。そいつが次の監督だ。金を絶対に惜しむな。10年後は名波ジャパン!


■もしサポーターが森保一に不満を感じているのであれば

別に批判してもいいけど、人としての程度が知れるからやめといた方が良いと思うよ。俺は他のことでよく批判しているけど、俺の程度はとっくに知られているから気にしていないよ。


■おわりに

ずっと思っているんだけど、興行としての面が大きいサッカーというスポーツ(日本だと野球もだけど)って、戦略が浸透・熟成される前に結果が出ないと即チェンジされるから安定しないんだよね。

流石に干支とは言わずとも、8年は辛抱しないと「やり方」って染み着かないし、意志が統一されないから長い目で見て欲しい。
興行面?心配するな。日本にはtotoとかいう公認ギャンブルがあるから廃人が勝手にぶち込んでくれる。焦るな。

ではまた。



追伸
いらすとやって凄いよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?