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1st Album - EVIL SPIN

YoutubeとSoundCloudにて、1st Album『EVIL SPIN』を公開しています。

1st Albumとかいうと大袈裟な響きなのですが、
音楽を作る人としてアルバムというパッケージには憧れがありまして、
あとただ何となく曲を作り続けるよりも、
何らかの目標というか柱となるものがあると、
制作が捗るのでこういった形に至りました。

本来であればApple Musicなどのサブスクや、
販売サイトを使う方がよかったのでしょうが、
いまは音楽でマネタイズしたくない
という思いもあり、上記サイトでのみの公開です。

このアルバムを作るに当たってイメージしていたのは、
デヴィッド・リンチ監督の「ツインピークス」でした。
イメージといっても「ツインピークス」を彷彿させる音楽ではなく、
作中に出てくる「ブラックロッジ」の住人「ダグパス」達へ、
個人的かつ勝手に捧げたという感じです。
「ダグパス」は、悪のために悪を育む、といわれる、
いわば絶対悪という存在で、作中でも人間の苦痛を餌として
残虐な行為や人間を悪の道へ引きずり込んだりしています。

ただ、このアルバムは悪を悪として表現するのではなく、
悪のために悪を育む、といった悪を楽しみ愛でる彼らの立場で、
ミニマルテクノを中心に楽曲を作っていった次第です。
なので、シリアスさや邪悪さはあまり感じさせず、
かといって明るくもない仕上がりになっています。

1曲目の『JUDY』は「ツインピークス」に出てくる、
キャラクター(作中で正体は明確になっていないです)から
名前を取っており、このアルバムを作る上での取っ掛かりとなった曲です。
この曲は元ネタがあり、GOATBEDの「LIBIDO」を聴いていたときに、
こういう感じの短い曲を作りたいと思ってあっという間にできました。
完成してみるとそこまで上記の曲には似ていないのですが、
GOATBEDっぽさは出たので個人的には満足な出来栄えです。

とまあ、そんな感じの
勝手な「ツインピークス」インスピレーションアルバムなわけですが、
7曲目の『FEARWORKS』がドラムンベースであったり、
11曲目の『INDELIBLE FIRE』にVOCALOIDのGUMI使っているくらいで、
基本的にミニマルテクノで作っていること以外は特筆することもなく、
一部手直ししたい曲はあるものの、概ね満足な出来栄えになりました。

よろしければお聴きください。

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