自作の2枚目のアルバムです。
前作がミニマルテクノをやったので、
また同じように作っても芸がないと思い、
テクノ、ミニマルテクノという点は抑えつつ、
あくまでも個人的ではありますが、
実験的な要素を入れて作りました。

アルバムタイトルの「MELANCHOLIA IN THE MACHINE」ですが、
攻殻機動隊の英題「Ghost in the shell」のパロディです。
日本語にするとしたら、機械の憂鬱、ですかね。

上記で書いた実験的な要素という部分ですが、
1曲目の「OTO」は和太鼓を使ったり、
3曲目「INNOCENCE」
9曲目「MELANCHOLIA IN THE MACHINE」
11曲目「DESIRE TO CHANGE」
12曲目「BEFORE ADVENT」
では、映画から音声をサンプリングしてます。
7曲目「SYMPTOM」と8曲目「NEW IMAGE」は、
少しロックっぽいアプローチでテクノをやってます。

世間的に見ればそんなに実験的でも、
異質でもありませんが、己の中ではということで……。

ちなみにサンプリング元はチャップリンと押井守作品からですので、
このアルバムはそのまま商業配信できないですね。
原型を留めないくらいサンプリング素材を加工するか、
ばっさり切るかですが、3曲目が死にます。

サンプリングというものについて、
個人的な考えも書こうかと思いましたが、
長くなるので別の機会に。

よろしければお聴きください。