独占状態でもハイクオリティーを追求できる素晴らしさ

キプロス島に来て一週間、今週は友達とドロートス地方に行きまして、素晴らしいレストランを見つけました。

かなり田舎なところだったので、他に食べられるレストランは全然あたりになく、我らはオープンとほぼ同時に予約なしでランチのために入りました。

お店の奥に連れていかれて、オーナーらしきおじいさまに「サラダやグリルチキンを用意しようと思いますが大丈夫ですか?他に食べたいものはありますか?」と言われ、基本的にお任せコースとなりました。

するとすぐに大量の料理がどんどん運ばれてきては、店員がやってきて「問題ないですか?」と尋ねてくる。テーブルに乗りきらんばかりの料理の数々は本当にキプロスに来て一番といっても過言ではないくらいおいしかった。日本で食べてもハイクオリティーと感じられるレベルのおいしさです。


▲オリーブオイルがたっぷりかかった新鮮なサラダと小皿たち


▲ケバブ(こっちではこういうお肉がケバブという名前)と芋たち(芋がまじでおいしい)


▲食後のデザート。盛り付けがかわいい


食事を終えて帰ろうとした頃には、広い店内はほぼ満席。どなたも店員に対して"Perfect"などと褒めちぎっていた。

量はかなり多かったので、そこそこ残してしまって廃棄率はかなり高いなと思ったけれど、この店員のサービスと味のクオリティーがあれば、きっと観光客でもリピーターになってくれるだろうし、友達にもオススメしてくれるだろうし、チップも少し多く払ってくれる人も大勢いることだろう。雇われている店員も、忙しくてもお客さんに直接感謝してもらえることだろうから、きっと貢献欲が満たされながら働けることだろう。

この独占的なトップを目の当たりにして、勝てると思える競合他社はきっと現れないだろう。

勝たなければいけない相手、競い合う相手がいない中でハイクオリティーを追求できることは、上辺で小手先の何かではなくて、もっと深い部分がしっかり根を張っている証拠なのかなと思う。素敵な体験をありがとうございました。


全然違う話なんですけど、竹内まりやの『幸せのものさし』っていい歌詞ですよね・・・




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