書きたかった理由も、デザインをしたかった理由も同じである

何の抵抗も勇気も必要なく、自然と始めた「書くこと」と「デザイン」は両方とも動機は同じだったと思う。「表現したい」という気持ちである。

デザインを始めたのは大学3年生の頃。当時は就活のことを考え始めていた時期で、電車の交通広告を見るのが好きで、大学生らしく広告業界に興味を持っていたわたしは、これが作れたら面白そうだなと思った。頭の中に描いている色、絵、余白、そして文字。それらを組み合わせて何かを訴えるのって面白そう、そう思って当時インターンしていた先のデザイナーさんに営業のインターンだったにもかかわらず教えてもらえることになったのだった(もちろん実際の広告はアートではないので、自分が思い浮かべているものを表現する媒体ではないと思います)。

初めて時間を忘れて没頭して、面白くて面白くてたまらなかったのを覚えている。頭の中にあるだけだったものを、自分の外側に出せる感覚が、面白かった。

ブログを始めたのは大学4年生の頃だったと思う。大学生活最後の夏休みにわたしはインドに行ったのだけれど、その思い出を残すことを目的にブログを始めた。たしか、自分から始めたいと思ったのではなく、始めてみたらと当時の上司におすすめされて、何の抵抗もなく始めた気がする。

一番最初に書いたのは、たしかインドに飛ぶ前に美容院に行って、その出来事を記したブログだった。(当時のリンク貼ろうと思ったんですが、恐怖の自撮りが入っていたので自粛しますw)

そのブログもわたしが思っていたよりも反響があって、何より自分の中に留まっていたものを吐き出している感覚がなんとも快感だった。これはいまも同じです。こんなに自由に吐き出していいの?ラッキーという感じですらあります。


デザインに関しては、仕事にしてしまったので当時の純粋な気持ちは正直薄れてしまったような気がする。

制限のある中で、デザインの目的を最優先しながらも自分のやりたいことを表現していく。デザインなので課題ありきなわけで、わたしが純粋に好きだったのはそれではなかったかもしれない。

自分を表現するツールとして、デザインというよりイラストレーターをフォトショップが好きだったのだと思う。ブログも同じで、わたしにとってはあくまでも自己表現ツールに留まっているのだ。


さて、何してお金を稼いでいきましょうか。


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