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ラジオを始めて2ヶ月くらいが経ちました。「誰とやるか」がこんなに大切なのかと実感した。

毎週土曜日に上智の同級生とラジオをPodcastやSportify等々で配信しています。

誰かと何かを始めるのはわたしにとってはあまりいい思い出がなくて、スタートアップもいくつか超初期に入ったことがあったけど、代表が投資家に追われていつの間にかなくなっていたり、突然連絡が途絶えたり、全然作業が進まなくて消滅したり、、誰かと何かをするのって大変でストレスフルだなと思っていました。

ただ、このラジオはコロナで在宅勤務になった4月の頭から始めているけれど、一人でブログを書くくらいストレスフリーなだけでなく、一人でブログを書くよりも、もっと充実感とワクワク感がある。

もちろん、スタートアップほど複雑なものではない。再生回数をKPIにする必要もないし、お金が生まれなくても良い。でも、わたしにとってはスタートアップにジョインすることと、ラジオを配信することに大きな違いは感じていません。今の時代を生きる若者(アラサーだけど)の象徴のような言い方だけれど、何かを世に出す、その点は何ら変わりないとわたしは感じる。

今回ラジオを始めたことになぜストレスを感じていないのか、それはおそらく「一緒に始めた相手」が大きな大きな要因だと思います。

スタートアップでも、「何をやるかじゃなくて誰とやるかの方が大事だ」なんて、よく聞くもはや陳腐な言葉にも感じるし、なんとなくは理解していた。人が好きで、ウェットで、具体より抽象が好きなわたしは特にそういうタイプだけど、それでもなんとなくしか理解していなかったような気がする。そりゃ馬鹿な奴より優秀な奴と仕事した方がいいに決まってるだろ、くらいなことしか思っていなかったような気がします。

しかし今回その友達と始めて、深く実感できた気がします。誰とやるか、がどれほど大事か。

わたしたちは大学からの付き合いだから、かれこれ7年くらいは経つけれど、半年に1回連絡取るか取らないかくらいの時期もあったくらいで、ずっと近くにいた親友という感じではなかった。ただ、大学時代の友達は彼女だけだとわたしはずっと思っていたくらい、連絡を取らなくても大事な存在だと思っていた。

最近『具体と抽象』という本を読んだからそれにちなむと、いつでも「抽象レベルが同じ」だったのだと思う。「価値観が同じ」というなんとも広義な言葉を使うより、こちらの方がしっくりくる。物事を考える時の抽象レベルが同じなのだ。時にはずれてる時もあるけど、そのズレは最小限であり、どちらかが少し引っ張れば同じところに行き着ける。

そんな相手なのである。

彼女はアカデミックの世界にいて、わたしはビジネスの世界にいるし、やってることや環境は全く違っているのに、深掘りしたい観点や深掘りしたその抽象度が同じくらいなのだ。

元々それはわかっていたからこそ、すんなりラジオを始められたというのもあるんだけれど、毎週土曜日に収録する、お互いの考えを世にさらけ出す、そんな条件がついていたとしても関係が少しも壊れることはないという保証はどこにもなかった。でも、10回の収録を終えて、わたしは確信しています。もうこの先も、この相方を大事にできない時なんて絶対ないだろうなと。

ずっと一人でブログに書いていたようなことを、友人(ひかるさんと言います)との対話の中で考えを深めていっています。よかったら、仕事をしながらや寝る前などゆるくお聴きください。

以下どの媒体からもお聴きいただけます。

▼Anchor(ブラウザ / アプリ)

▼Sportify(アプリ)

▼Apple Podcast(iPhoneアプリ)

▼Google Podcast(Androidアプリ)



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