友達が結婚したり、出産したりすると、わたしは人生の駒をちゃんと前に進められているのだろうかと一瞬反省しかけては、すぐに我に返る。

しかし今日、これまでの人生で一番想いを寄せ、たくさんの感情を味わい、わたしに前を向かせてくれた元彼が結婚したらしい情報を小耳に挟んでしまい、軽い履き違えた反省をするだけには留まらない。

まさに今日が結婚式だったらしく、一日中パジャマでぐーたらしただけの日を過ごした自分が恥ずかしくもあり、もうお互いの人生が交わることはないのだなと、なんとなく悟ったわけである。

連絡を取ることなんてまったくなくて、どこで何をしているのかも知らない。思い出は思い出としてそっとしまっておこうと思っていたわけだから、いま思い出せるは良いものばかりで、ただただ懐かしい。

悔しいなんて気持ちは微塵もないけれど、ちょっぴり悲しいなあと思う。結婚したい、つまり死ぬ時まで隣にいたいと思える人に出逢ったというのは、一人の人間としてとても羨ましくもある。

こうして一時期はずっと一緒に過ごしていた相手であっても、それぞれ別の道を歩んでいくのだから、なんとも感慨深いなあ〜。笑

おめでと！

わたしはやっぱり、いまはもっと自分に向き合って、自分の歩みたい道を手探りながらも見つけていきたいなあと思います。