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【BFTマインド #03】組織から変えることはできないだろうか、と思った先にあったのが「組織学習」|BFTオープン社内報

こんにちは!
株式会社BFT東京本社(SI事業本部)のUmeです。

今回はBFTマインドをテーマにした社員インタビューの記事です!仕事に対する思いや考え方、感じていることなど、BFT社員の個性あふれる内容をお伝えしてきます。「BFTマインド」については、過去の記事(プロローグ)で紹介しています。


プロフィール紹介

株式会社BFT SI技術本部 Zさん
2018年に新卒としてBFTに入社し、今年で5年目。
3年間エンジニアとしてシステム構築に従事した後、1年間新卒採用を担当。
現在はエンジニアに戻り、エンドユーザー向けのクラウド案件にて奮闘中。
趣味はゲーム全般で、平日は業後にPCゲーム、休日は友達と集まってボードゲームで遊ぶ日々を送っている。

「組織学習」を学んでBFTに落とし込めるようにする

対外的なエンジニアの仕事としてはAWS環境でのデータベース設定やルール作りに携わり、社内では「組織学習」を学んで現場に落とし込むプロジェクトに参加しています。「組織学習」は経営学の領域にある分野で、「組織内にいる個人のスキルを共有し、組織自体が環境に適応するルーティンを成立させる」のがゴールになります。

概念を勉強する段階は大学での学習に似ていたかもしれません。教科書や論文を読み、社内外の経験者から詳しく話を聞きました。今は実際に社内へ落とし込むにはどうすればよいか、現状把握のための調査を始めているところです。

大学では心理学科に所属して実験や分析をしていたので、統計や分析手法では当時の記憶が役立っています。自分が好きな分野でもあり、会社でアカデミックな活動ができるのは楽しいです。学生時代よりは社会をリアルに知っているぶん面白く感じます。

社内の情報共有をもっと進めて、文化を変える

「組織学習」を学ぼうと思ったのは、昨年、採用プロジェクトに参加したのがきっかけです。いろんな人の話を聞くとBFTは「構成する人たちがみんな良い」という評価が一致しています。しかし現実にはBFTから離れて転職してしまう人もいる。このミスマッチはどこから生まれてしまうのか、組織から変えることはできないだろうか、と思った先にあったのが「組織学習」でした。

自分なりに概念を学び、会社への応用を考えたとき、ゴールとして想定したのは「文化を変えること」です。SESという働き方が多いエンジニアの場合、どうしても情報と視野の範囲が狭くなってしまいます。でもそこで組織としてアウトプットの環境が整い、共有する文化があれば、BFTの一員としての感覚や意識が醸成されるのではないでしょうか。

社内プロジェクトについてはSlackなどを利用した共有化が始まっていますが、技術的な情報についてはまだ足りないと感じます。守秘義務などもあるので難しいのですが、400人の社員がいれば400の経験と知見があるはずです。これらをうまくアウトプットできる環境を作りたいです。

変わるなら、ルールを作る側へ入ってみる

昔から場を仕切る役割に回ることが多く、特にここ数年では自主的に「やってみよう」と動くことが増えました。どこか気になる部分を見つけると「自分がやらないと進まないな」と感じてしまいます。以前より他の意見を聞く準備ができるようになったのは、成長かもしれません。

技術的なところでは社内システムの内製にもチャレンジしています。BFTはインフラ構築が得意な会社ですがシステム全体を作るノウハウはまだ少なく、学ぶなら経験値が積めるものを作ろうと考えて取り組み始めました。

会社でも案件でも、どのみちシステム事大きく変化するのであれば、自分がルールを作る側に入ったほうが楽しくなると思います。最近はSlackを使って社内にある全プロジェクトが誰でも見られるようになりました。「こんな活動もあるのか」と新しくやりたいことも増えています。

取材協力:丘村奈央子
撮影協力:井手勇貴

最後に

Zさんの社員インタビュー記事はいかがだったでしょうか。Zさんは現在も組織学習を推進される傍ら、エンジニアとして案件に参画し、また7月から部署に配属された新人の研修チームとしても活躍されています。「文化を変える」というゴールを目指し、組織学習の会社への適応を進めるZさん。変化を恐れず、ルールを作る側として歩む姿勢が、後輩たちの目標となっていることでしょう。

次回の特集は、コールセンター向けシステムの運用保守をされている方です!お楽しみに!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!


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