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[アーカイブあり]子育ても仕事のモチベーションのひとつ!私も誰かのロールモデルに

こんにちは!
私たちは、テックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービス「Waveleap」を運営しております。

当社のビジョンは、「「なりたい」を解放する」。
ジェンダーギャップのあるIT業界で、女性・ITエンジニアが新しいことにチャレンジし、自分の「なりたい」を解放することを応援しています。

女性・ITエンジニアとして現在ご活躍されている方に、現在に至るまでの失敗やバイアスからのしくじりなどをお聞きしました。
今回は第4弾となります。

第1弾〜第3弾まではこちらからご覧ください。


akatsukiさんプロフィール

高校時代に文系から情報系の学部に進学。在学中にプログラミング等を学ぶ。社会人になりWebのサーバサイド/フロントエンドからエンジニアとしてのキャリアをスタートした。

現在は株式会社ゆめみに勤務し、ネイティブアプリエンジニアとして主にAndroidアプリの開発を担当。iOSDC Japanをはじめ、さまざまなカンファレンスや勉強会の登壇経験も豊富。プライベートでは2児の母として日々奔走中。

さまざまなカンファレンス・勉強会に登壇し、チャレンジを続けているakatsukiさん。今回はakatsukiさんに仕事のモチベーションやロールモデルの考え方についてお聞きしました。


インタビューをご覧になり、「私にもできるかも」「もっと挑戦してみよう!」と思っていただけたら、幸いです。


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詳細は以下のページよりご確認いただけます。

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※ Waveleap登録者限定で、今回の講座をアーカイブコンテンツとして動画を公開中です!

<視聴方法>

1.まずはWaveleapにご登録ください!
https://waveleap.jp/signin

2.ログイン後、右上メニュー、あるいはヘッダーメニューの「アーカイブ」 をクリックします。

3.当該講座をクリックして動画をご視聴ください。

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劣等感からアウトプットできなかった過去

——以前からアウトプットすることが得意でしたか?

発信や発言が得意な方ではなかったです。私は文系から情報系の学部に進学したのですが、高度なシステムを作った経験がありませんでした。

一方、同期で入社した人たちは専門的にプログラミングを学んでいる人ばかりで、引け目を感じていたんです。

「未熟な私が発言する権利はない」と思いこんで、自分の意見を言えませんでした。

登壇へのチャレンジとライフステージの変化が成長のきっかけに

——現在は精力的にカンファレンスなどに登壇されていますが、キャリアをスタートした時から積極的にチャレンジされていたのでしょうか?

新卒で入社した会社は、社会人になりたてで慣れないということもあり日々の業務をこなすことで精一杯でした。

少し仕事に慣れてきた頃、会社の先輩に社外勉強会への参加を勧められました。勉強会では、いろいろな情報が公開されていて非常に勉強になりましたし、なにより有益な情報をシェアする文化が素晴らしいと感じました。

この勉強会で、社外からインプットすることの重要性に気が付きましたし、吸収した情報を使って改善したことはどんどんアウトプットするべきだと学びました。

それ以降、積極的に技術記事を書いたり、月に一度は勉強会で登壇したりするようにしました。勉強したことや経験を発信するという一連のサイクルを意識的に行うことが、成長につながっています。

——さまざまな登壇を経てどのような変化がありましたか?

最初の登壇では、やはり自信がなく「こんな内容で発表していいのだろうか」と思っていました。

しかし、発表を終えてみると聴講者の方から「良かったよ」という感想をいただいて。やる前は不安でしたが、いい反応をもらえたことで自信にもつながりました。

この経験を通して、「自分では大したことないと思っていたことが、実は誰かの役に立つことがある」ということに気づいたんです。
恐れずにアウトプットすることの重要性を実感しました。

登壇後、参加者とより深い話ができるのも楽しいですし、登壇することで他の勉強会参加者と話すきっかけができ、横のつながりも作りやすくなりました。

パンクするほど頑張る必要はないですが、チャレンジは積極的にするべきだと思っています。


——ライフステージの変化はどのように影響しましたか?

独身の頃はがむしゃらにインプットとアウトプットを繰り返していました。
結婚や子育てを経て、プライベートの時間も重要であることに気づいてバランスをとるようになったんです。

子育てをするようになってからは、子どもが寝た後に情報収集をしたり、本を読んだりして勉強の時間を作っています。

限られた時間のなかで、何を学ぶべきか取捨選択するようにもなりました。以前は、興味があるものはとりあえず挑戦していましたが、いまは実務に必要なものを選んで効率良く勉強できています。

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子育てもモチベーションの一部に

——仕事のモチベーションはどこから湧いてくるのでしょうか?

子どもがいるからといってキャリアを諦めるようなことはしたくないと思っています。

もし、子どものために仕事を辞めたとしたら、「やっぱり仕事を続けておけば良かった」と思う時が来るのではないかと感じていて。そんな時、その後悔を子どもに向けたくないんです。

それに、自分の意志で選択してきたことを諦めたくありません
妥協すべきところもあるかもしれませんが、自分以外の人や状況が原因でキャリアを中断するのは悔しいじゃないですか。


——キャリアを重ねる上でロールモデルとなる人はいましたか?

ぴったり当てはまる人は見つからなかったです。

私はいままで転職を経て5社経験しています。そもそも女性エンジニアがいない会社もありましたし、いたとしても数人でした。そうなると、結婚や出産などライフステージが変化する時にどうしたらいいか想像もできませんし、対策も打てません。

メディアで取り上げられている著名な方もいらっしゃいますが、優れた功績を残している方ばかりで参考にならないことも多くて。おそらくこれは私だけではなく、他の方も思っているのではないでしょうか。

今回のインタビューを受けたのも、一般企業に所属するエンジニアである私の事例を発信することで、誰かのロールモデルになれるかもしれないと思ったからです。

Weveleepの思いには非常に共感するところがあります。
なかなか更新できていないのですが、実は私もエンジニアのキャリア選択や、仕事とそれ以外のバランスの取り方について取り上げたnoteを書いているんです。

いろいろな人の経験を共有することで、こんなルートもあるんだと認識してもらえたら嬉しいですね。


登壇とコミュニティの力が自分の糧になる

——最後に働く女性エンジニアへのメッセージをお願いします。

これまで男性エンジニアが多い環境で働いてきて、業務を遂行する上で困ったことはありません。
でも、キャリア選択やライフスタイルの変化については、男性エンジニアの悩みと女性エンジニアの悩みに差があると感じることがあって。

女性は出産のために必ず休まなければいけません。
また、現在の慣習だと、家事や育児の比重は女性が多くなりがちです。

また、一般的に女性はテックリードといったエキスパートより、ジェネラリストを選ぶ傾向があると感じています。

こういった背景から、お互いの悩みを共感しにくいのかもしれません。

そのため、女性エンジニアのみなさんには、仲間をたくさん見つけてほしいです。
例えば、bgrassさんが運営するsisterに入ったり、その他のエンジニアコミュニティに入ったりして、いろいろなエンジニアの経験を見てほしいですね。

また、私自身は登壇を経験したこともプラスになっています。
回を重ねるごとに知り合いも増えていきましたし、私が作成した資料を見た方が私のことを認識してくれるようになりました。

実は、転職活動する中でもメリットがあったんです。
私が転職活動中であることを知った方が声をかけてくれたのですが、私のことをある程度理解してくれた上で誘ってくださっているので、ミスマッチもほとんどありませんでした。

私のエンパワーメントルーティン

キャリアや技術的なことで不安に思うことがあったら、とにかく勉強してみる!
行き詰まった時はいったん仕事から完全にはなれて、ライブに行ったり買い物に行ったりしてリフレッシュしています。
実はハードコアな音楽が好きです。


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Waveleapはあなたのチャレンジを応援します

Waveleapは、チャレンジしたい!と考えるあなたを応援します。
Waveleapはテックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービスです。
自分が選んだキャリアを諦めたくない、新しい道を見つけたい方のご連絡をお待ちしています。
一緒にあなた自身が主役となる仕事の舞台を探しましょう。

(インタビュー・執筆 田中ぱん)


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