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「牛乳いる人~」と長男の声がリビングに響きます。
4歳の次男は、まだ牛乳を入れる手元がおぼつかないので、
7歳の長男が一緒に入れてくれます。

次男が「はーい」と返事をするものの、ラジオの音でかき消されていました。そして、たまたま長男の位置からは次男が見えていませんでした。

そこで私がすかさず、「返事をする時は手も挙げてね」と次男に言いました。
すると長男、「そう、その通り!」と同調してきます。
その様子があまりにも自信満々だったので、聞いてみると、
学童で先生がおっしゃっているそうです。
「人数が多いから、『はい』の返事だけではわからない。必ず手も
挙げてください」と。
その実体験から納得したからか、長男は自信たっぷりでした。

この様子を見て私は、①体験と理解したことは納得しやすい、
②やっぱり、意思表示の「はい」には挙手が必要、との思いに至りました。

こういった、小学生が習ってきそうなことも、新入社員研修で実施することが多いです。「当たり前」のことを確認し、社会人へ進む、というところでしょうか。