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茅ヶ崎に新しい気づき、プロジェクトが生まれるハブとなるような場所を創ります。 -オープン前日の気持ち-

2021年9月9日、茅ヶ崎のメインビーチであるサザンビーチから徒歩30秒の場所にコワーキングカフェバー「,COMMA」をグランドオープンします。

一目惚れした物件を契約してから約10ヶ月。
「コロナの状況悪化」
「資金不足」
「チーム体制」
など悩みが尽きない日々でしたが、ようやくスタートラインに立つことができました。

このnoteでは、オープン前日に今の想いとこれからの夢について綴ります。

きっかけは遡ること1年前

2020年夏。

役員として勤める会社がコロナをきっかけにオフィスを移転することになり、不要になったオフィス家具をどうしようか考える前に

「自分が引き取りたいです」

と名乗り出ていました。
今思えば、これ,COMMAを始める1つのきっかけでした。

知らぬ間に募っていたコミュニティの狭まり

昔から大好きだった海に囲まれた穏やかな街、茅ヶ崎に住み始めて約半年。

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コロナの状況でリモートワーク中心の生活となり、東京から終電で帰る日々から、茅ヶ崎で20時ごろ仕事終わりに銭湯に行く平和な日々にも少し飽きてきた頃、自分の中で募る焦りに気付きました。

「偶発的な出会いが少なく、視野やコミュニティが広がらない」

30代になり、仕事も楽しくなってきて、東京にいた頃は仕事のイベントや呼ばれて参加する飲み会などで偶発的な出会いがあり、そこから新しい仕事がどんどん生まれていくワクワク感がありました。

しかし様々な人との出会いがあったニューヨークから戻り、茅ヶ崎で暮らし始め、コロナ禍も相まって新しい人との出会いがぐんと減ってしまったのです。地元のコミュニティにも中々入り込むきっかけもなく、感じたのは「自分の視野がどんどん狭くなっていってしまうのではないか?」という不安。

出会いを貪欲に求めた結果、自ら場作りに
「きっかけを作れる場所がないなら、自分で作ればいい」

もっと新しい出会いや発見を貪欲に求める気持ちで、気づけば余ったオフィス家具を引き取り、一目惚れした海徒歩30秒の物件を契約していました。

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リアルな場作りはITの何倍も苦労がある!?

物件が取られてしまう心配から、勢い任せで契約に踏み切ったものの、1つの会社で役員、1つの会社で社員、複数の会社で業務委託をしているパラレルワーカーであることもあり、思っていた以上に時間が捻出できず、家族や同僚には心配ばかりかけていました…。

Facebookで何度か物件の契約やコワーキングへの思いを投稿していたところ、共感してくれる仲間が集まり、少しずつ準備が始まったのが物件の契約から2ヶ月を過ぎた年明け1月頃。

これまでの仕事も少し落ち着き、GWの本オープンを目指してスケジュールを引いて本格的に進めていたつもりでした。

がしかし!
「全然施工の段階に入れない…」

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これまでIT畑で育ってきた自分としては、まずは必要最小限の機能を揃えて、ユーザーの声を聞きながら少しずつ改善していけばいいと言う感覚で、入念に先までの完成系を見据えて計画を立てずとも走りながら考えれば問題ないと思っていました。

ですが設計士の方や施工業者の方、既に店舗ビジネスを実施されている先輩の方々にお話をお聞きしていく中で、施工は店舗スタート後の修正がし辛く、最初が肝心であるということを後から遅れて気付かされました。

その他にも
・コンセプトとデザインをどう結びつけるか
・デザインと設計のジレンマ
・設計と施工の関係の調整
・有志で構成されたチームのマネジメント
など本当にたくさんの壁にぶつかって来ました。

(スケルトンからの店舗立ち上げの具体的な悩みと解決方法をまとめたしくじり先生は、Tipsとして別で執筆したいと考えています。)

そうやって初めてのリアルな場づくりに試行錯誤しているうちにとっくにGWも過ぎてしまいましたが、ようやく夏もほぼ終わりに近づく8月中旬よりプレオープン、9月9日に念願のグランドオープンを迎えることができます。


オープン前日リアルな気持ち

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「たくさんの不安と少しの期待が入り混じる」

これまで考えてきた構想が少しずつ形になり始めてきた。
これからもっと楽しいことができる、ワクワク感でいっぱいです!

と言い切りたいところですが、実はかなり不安でいっぱいです。

立ち上がり、想像している以上にハードシングスが多く、自分自身の実力のなさ、不甲斐なさをたくさん感じて正直心が折れそうでした。

一方で、たくさん周りの人たちに支えられここまで来ることができたのも事実です。
今回のプロジェクト、ビジネススケールを考えているわけではなくあくまで作りたいのは多様な人たちが有機的につながり合うコミュニティ。

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ビジネスとして成功している、と言えるかはわからなくても、コミュニティとして持続的な環境を作ることは、関わってくれた人たちのパワーを間近で見てきた自分としては成功できると根拠のない自信もあります。

まだ箱ができただけ。これからも,COMMAに関わってくれる人たちと一緒に変化、進化をしながら価値を生み出すコミュニティへ成長させていきたいです。

数年後、茅ヶ崎海側のビジネスのハブ拠点になることを目指して

語弊を恐れず言うと、茅ヶ崎市は、湘南エリアの中では、いい意味で色がない街だと感じています。

コロナ状況下において、移住者が増え、移住者に伴う観光客の増加の波がきはじめている中で、マリンスポーツのコミュニティへの移住者が溶け込む流れはあれど、それ以外にうまくこの地域に移住者が融合するきっかけが少ない。

ローカルから移住、観光客やセカンド拠点居住者などの様々な人たちを結びつけるハブとなる場所があることで、茅ヶ崎を中心に面白いこと、新しいことが生まれるきっかけ、東京にはない新しいビジネスチャンスなど地域が盛り上がっていくのではないか、と考えています。

リモートワークや多拠点生活の流れが加速するこの時代だからこそ、逆に一つの拠点をベースにコミュニティを作っていくことが他にはない価値を生み出す、そう信じています。

終わりに

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少し大きな今後の目標を綴りましたがコロナの状況もあり、お酒が提供できないコワーキング兼カフェバーはプレオープンの立ち上がり中々に厳しい状況です。

大きくプロモーションすることも中々難しい昨今ですが、一歩ずつ,COMMAの歩みを進めていくのでぜひご期待いただけたら嬉しいです!

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