腎生検 200311


実は現在入院ナウ。
今日で腎移植の手術からジャスト3ヶ月という事で、術後の腎臓が問題ないかどうか
「腎生検」を行う事になっていた。
それが終わって落ち着いたら明日すぐに退院です。

まぁ、多分腎臓の所にCTカメラでもあてて検査するんだろうな、と思っとったのだが、、

ドS看護師(←久々登場!)「そんな甘いもんじゃないすよ。コレを使うんです」

と言って俺に見せたのが写真の注射器。


もうね、、これ見た瞬間血の気が引いたわよ(;∀;)
長さにして30-40センチはあろう針を腎臓の所に刺すんだそうな。

主治医「麻酔塗ってからやるんでそんなに痛くないですよ」

もはや数々の激痛を経験してきた俺にそんな言葉は響かない。
どう考えたって痛いに決まってるのだ。

そして腎生検が始まった。
麻酔を塗った後この長い針を腎臓部分に突き刺していく。

ヂュクヂュクッ!

俺「(゚▽゚;)はぅ!」

担当医「はい、メスお願い」

ドS「はい」

俺「(゚Д゜)ファッ!?メ、メス??」

そう、コレは場所が手術室では無いというだけで、実質腎生検という名の部分麻酔手術だった…(;´Д`A

この針とメスで摘出した移植腎の1ミリほどの大きさの破片を顕微鏡で調べ、問題ないという事でこの「手術」は終了。

その後13:30から6時間、起き上がり厳禁という事でこの投稿は寝ながら書いている。

3月に職場復帰し、一気に現実に戻った気がしたが、1泊2日とは言え今日こうして病院のベッドで寝ていると、これはこれでまた現実に帰ってきた気もしており、現実なんてもの自体が俺の作りだした虚構に過ぎないのだ。

だから周囲の雑音に振り回されず助けられた自分の身体を自分の物として生きていけるように、より良い人生にして行かなければならないという想いを胸に抱き、二度とこんな痛くて恐ろしい手術の数々を味わうことの無いよう、健康に生きていきたいと、今は切に思うのであります。