転職活動記録 第三回 アドバイザー面談

10年ぶりの転職活動を備忘録として残しています。いわゆるHow Toサイトではありません。だらだら書き連ねているので、転職を考える誰かへのヒント、ちょっとした暇つぶしになれば幸いです。

今までにしたこと
1)退職届を出して退職日決定(3か月後)
2)転職サイトに登録

登録完了とともに面談のオファー

サイトに登録をした際「直近3か月以内で転職希望」を選択しているからか、どのエージェントからも登録完了とともに面談の設定が送られてくる。すごい熱量!って思ったけど今思えばそりゃそうだ、3か月後に転職したい人がまさか「なんとなく」とは思うまい。
しかも、転職活動の過程で調べたことだが、こうした人材紹介業では早く就職を決めることがアドバイザーやエージェントにとってメリットが大きい様子だ。しかしながら、世の中を舐めてる40代キッズの私は、8月初旬まで出勤予定だったので、7月初旬に登録し、本格的な就活は8月入ってからでいいかなと思ってた。9月退職が決定しているにも関わらず、だ。ザ・呑気。
個人的には「どれエージェントってどんなサービス受けられるのか面談受けてみようか」の気持だったけど、アドバイザーからは具体的に転職に向けた質問がされるため、面談内容に戸惑ってしまった。

教訓:面談は利用者のための、転職活動に向けての方向性を決める面談であり、各社サービス内容の紹介プレゼンではない(案内もしてくれるけど)

必ず聞かれる「なぜ転職しようと思ったのか」

履歴書と職務経歴書の準備は任意だったので、当たり前のように準備せず挑んだ一社目のアドバイザーとの面談(ZOOM)。
「なぜ転職しようと思ったのか」「どんな仕事をしたいか」が聞かれる。特に「なぜ転職しようと思ったのか」は後々面接でも聞かれるキークエスチョンみたいなところがある。退職理由は何度も自分に問いかけ熟考したものの、転職理由を明確に言語化出来ていなかった私にとって、このアドバイザーとの面談を複数受けることが後々の転職活動へ大いに役立てる事が出来た。

退職理由と転職理由はニアリーイコールだと思うのだが、完全に一致するわけではない。そのため、給料をUpさせたいというスペックはもちろん、マイナスな理由(会社が嫌になった、人間関係がつらかった等)もさらけ出せるのが、面談の良さだと思う。

私の場合、面談を受けた時点では「よくよく考えたけどもう辞めたい」から新しい仕事を見つける必要がある⇒転職しよう、だったのでぼんやりofぼんやりな理由を伝えたが、そのまま受け止めて頂いた。

「どんな仕事に転職したいのか」に答えられない

当たり前だけど、セットで聞かれる質問が「どんな仕事に転職したいか」。
現職を活かすことが出来る同じような業種、職種か、未経験職種か等。
個人的には、せっかく転職するなら新しいことをしたい、という気持ちが強い。でも、さすがに社会人経験が長くなると、ただ新しいだけではなく、自分が「やりたい仕事」も生まれてくる。そして、欲もある。せっかくなら今の給与を維持したいという気持ちだ。
若い時は、給与は二の次だった。自分がやりたい仕事が出来ることを大切にしていた。だから、私の職務経歴には一貫性がなかったりする。

「次はどんな仕事をしたいですか?」というアドバイザーの質問にさえうまく答えられなかった一番の理由は、実は、スマホ教室の先生をやってみたかったのだが、それは「やってみたい」だけが満たされて、好奇心のみの理由である。素敵な仕事だと思うが、収入の面や働き方の条件、何より私の年齢が足を引っ張り、あまり現実的な転職先ではなかった。
履歴書も書かず、職務経歴書も作らず、行きたい業界も特に決めておらず、ぼんやり今の仕事で好きなことを伝え、これが仕事になったらいいな~って感じなんですよねとやってみたいことを伝えた後、「色んな業界や仕事の種類を知りたいのでとりあえず色々紹介してください」というとんでもねぇ求職者が私である。こうして文字にすると、本気で(3か月後に)就職する気があるのかどうかさえ怪しい冷やかしに近い温度感。
ちなみに、口には出さないものの、どのアドバイザーも「この緩い覚悟であんた何で先に退職決めちゃったの!」感は、ひしひしと感じた。
それでも伴走してくれたアドバイザーの方々には感謝しかない。

ぼんやり面談でも求人紹介はスタートする

登録した4社のエージェントとはすべて面談を行った。ちなみにC社は電話のみ。他は1回目の面談はZOOMやGoogle Meetを使ったオンラインで行い、その後は電話でのやり取りが中心になる。

B社:業界最大手と言われる転職エージェント
登録しない理由もないので、まずは登録。登録するならタダ、でも入力するの結構大変。
C社:口コミだと若手向けエージェント
A社経由でアドバイザーからのアプローチがあったため
D社:ミドル向けエージェント
競合他社との違いを知りたくて、自分の年代にあったサイトを選択。最終的にD社経由で内定をもらった企業へ入社予定。
E社:業界特化型エージェント
大手ではないものの、特化型求人で幅を広げたいと思ったため。 

前回の記事より

振り返ってみると、書類の準備もなく、なんとなく8割くらいの面談のぼんやり動機を頼りに紹介がスタートしたB社に比べ、ある程度出来上がった履歴書・職務経歴書を面談前に共有し、他社でアドバイザーとの面談を受けた後で登録したD社、E社とは質問に対して極力同じ回答をしていたものの、受け答えややる気にも違いがあったかもしれない。
いずれにしても、私は「3か月以内に転職したい」を選択していたので、転職理由がぼんやりしていようが、面談が終わると、各社面談を元にアドバイザーからの求人紹介がスタートする。

会社というよりはアドバイザーの個性なのか、方針に違いが出たので、その話を次回したいと思う。


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