+1読書会 対象図書2
+1読書会の対象図書。
私が誰かと一緒に読んでみたい本を紹介するシリーズ。
2日目はこの2冊をご紹介します。
臨床の時間 ●素の時間と臨床 三脇康生 編 ナカニシヤ出版
これはとあるSNSで知って購入し、一気読みした本。
作者は精神科医ですが、精神科臨床に携わる作業療法士にとっても興味深くまた作業療法の意味合いをかみしめることのできる内容だと感じました。訪問リハなど地域で働く人たちにも共感できる部分があるんじゃないかなと思います。
ちょっと内容(言語表現)が難しいのとページ数が薄いのに専門書なので高い(3,200円!)のがアレですが、臨床場面の記述などはとてもイメージしやすい表現で描かれており、繰り返し読み直したくなる本だと思います。
読書会が再開できたら、取り上げてみたいような本でもあります。
中動態の世界 意志と責任の考古学 國分功一郎 医学書院
いわずと知れた医学書院の名シリーズ【ケアをひらく】の一冊。まず、装丁が美しい。そして「中動態」という何やら不思議な名称のタイトル。帯には失われた「態」を求めて。と書いてあります。
言語に関する学びが好物な私にとって、思わず手に取ってしまった一冊で、前半は面白くてぐんぐん読んでしまった…が、途中から難解になっていき、結局、何度か挑戦したけれど、読み通せていません。
なので、これは私にとっても誰かと一緒に最後まで読んでみたい(もし分からないままでも、分からなさを抱えたままゴールしたい)という本です。
さて、これらの本を1対1で、または少人数で読書会したいという方はいらっしゃいませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?