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ヘルメットが繋ぐ平和への道~ホワイトヘルメットとウクライナヘルメットから考える

昨日放送されたNHK『国際報道2023』で立て続けて、【ヘルメット】に関連するニュースが2つ連続して報道されました。

ヘルメットについてこんなに考えた日はなかったので、今回ボソッとさせていただきました。

どちらも”緊急支援”が必要なニュースであり、そしてどちらもゴールは”平和”です。

そして、共通認識として【ヘルメット】が大事な役割を担っているニュースでした。

1.シリアのホワイトヘルメット
2.ウクライナからのパイロットヘルメット

これら2つのニュースをご紹介します。

また、ヘルメットに興味を持った私は早速「ヘルメット 平和」と検索してみた結果をご紹介するとともに、野球パパコーチらしく「野球のヘルメットの社会貢献」についても調べたことをボソッとしたいと思います。


シリアのホワイトヘルメット

連日悲惨なニュースが報道されている『トルコ・シリア地震』について、「トルコへ世界から支援が届いているニュース」のあとに報道されたのが、「国際社会からの支援が行き届かないシリアのニュース」でした。

支援が行き届かない中で救助作業が行われているシリアにおいて、救助活動を担っているのが民間人のボランティア組織「シリア民間防衛隊」、彼らが身に着けているヘルメットが白いことから【ホワイトヘルメット】と呼ばれています。

今回、シリア国内で地震があったのはシリアの反体制派支配地域ということもあって、政府からの支援が無い、内戦状態なので国際的に支援することが難しい地域において、救助活動を担っている【ホワイトヘルメット】は大変重要な役割を担っております。

その【ホワイトヘルメット】のメンバーがニュースの中で、日本にメッセージを伝えてくれていました。

「いますぐ緊急の支援が必要だ。日本の人たちに力になってもらいたい。皆さんには自然災害からの復興の経験がある。」

シリアでも日本が信頼されていることを実感、きっと我々の先輩たちがシリアで支援活動をしていたことから日本がシリアから信頼を得ている、そして彼らが日本へ助けを求めているのに、トルコのように日本からの国際緊急援助隊の派遣がシリアにはできない。本当にもどかしさを感じました。


その一方、ニュースでは【ホワイトヘルメット】の方々が力を合わせて、小さな子供の救助活動に成功したシーンも報道されておりました。

助け出されたときの大歓声がとても印象的でした。

人を殺し合うよりも、人を助け合うことが、いかに人間らしい行いであると、改めて実感するシーンでした。

ご覧下さい、写真にいる人々全員が大歓声で喜んでいるシーンです。どうか1人でも多くの人が助け出されることを願うばかりです。


NHK番組『国際報道2023』より


ウクライナからのパイロットヘルメット

ゼレンスキー大統領がイギリス議会に渡したウクライナ空軍のヘルメット

どうやらウクライナのトップガンの1人が使っていたヘルメットのようで、ヘルメットには『守るべき翼を授けよ』と書かれているようです。

下記に載せた画像はゼレンスキー大統領がウクライナ空軍のヘルメットをイギリス議会に渡した様子ですが、ウクライナに戦闘機を供給してもらうために、「ウクライナに自由のための翼を!」というメッセージをするゼレンスキー大統領、アピール力がうまいですね。

個人的にはウクライナ版トップガンの方がどんな方かに興味を持ちましたが、兵器供与という平和を考えるならば本当ならばふさわしくないキーワードですが、ウクライナが自由になることが世界平和につながるという世界世論もありますから、ここにももどかしさを感じました。


NHK番組『国際報道2023』より


「ヘルメット 平和」で検索すると出てくる”ブルーヘルメット”とは

今回、ヘルメットつなぎで緊急支援が必要なニュースが立て続けに報道されたことで、ヘルメットの世界平和について興味を持った私が、早速検索してみたところ、上位表示されたのが・・・

”ブルーヘルメット”です。

「そういえば、そうだ!」ということを改めて思い出しましたね。

国連平和維持隊の象徴のブルーヘルメット、そうですね、国連のブルー(青)のヘルメットをした方が国連の平和維持活動を担っているニュースを観たことがありますよね。

ブルーヘルメット、多くの野球チームも採用されている色のヘルメットですから、これから出会えるブルーヘルメットには敬意を示していきたいと思いました。


野球のヘルメットで社会貢献

ヘルメットつながりで、野球パパコーチらしく「野球のヘルメットで社会貢献できる」ことをご初会したいと思います。

野球のヘルメットって意外と価格は高いんですよね。

アタリマエですよね、子供たちの頭を守ってくれる大事なものですから、しっかりと作られたものであるから、その分、価格も高いということです。

だからこそ結構丈夫なものですので、学童野球では6年間ずっつ使い続けられるヘルメット。

もちろん、中身の耳あてのスポンジが壊れるので買い替えるパターンは多いですが、ヘルメット自体は本当に頑丈です。

ところが、役目を終えたヘルメット、押し入れの中に入れたままになるか、もしくは捨てるしかないパターンが多いのではないでしょうか。

そこで、丈夫で長持ちするヘルメット、せっかくなら捨てずに寄付することで、社会貢献していこうという活動もあります。

先ほど申した通り、ヘルメットは丈夫で長持ちするという特性を生かして、途上国で野球を始めようとする子供たちに使ってもらおうという活動をしている団体もあります。

野球のヘルメットで社会貢献を!とお考えの方も一度「野球 ヘルメット 寄付」とネット検索してみてください。

ということで、ヘルメットが繋ぐ平和への道についてボソッとさせていただきました。


大谷選手とヘルメット

最後に、野球少年たちに私からメッセージがあります。

みんな、ヘルメットを投げ捨てないようにして欲しいです

昨年、大谷選手が思わずヘルメットを投げ捨ててしまったことがありますが、今回ボソッとしたようにヘルメットは平和の象徴として活用されている時代ですから、野球をするうえでヘルメットは大事に使っていきたいですね。

大谷選手はあのシーンだけ、どうしようもなかったからヘルメットに当たってしまっただけです、気持ちは本当に分かります。

知っている人は多いことでしょうが、いつも大事にヘルメットを地面に置くのが大谷選手です。その姿を子供たちは是非とも真似をして欲しいと願っております。


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