見出し画像

誰が上司かで人生が変わる

「最初の上司が優秀かどうかで、その方のスキルが決まる」という話を書籍やメディアでご存知の方も多いのではないでしょうか。私も過去に類似の研究が行われたというのを聞いたことがあります。

米国のカーネギーメロン大学の人間行動研究所 (Carnegie Mellon University's Human Performance Institute) が提唱したリーダーシップ・イフェクトという理論でも、リーダーの行動様式が従業員のコミットメント、創造性、生産性に影響を与えると分析したそうです。

つまり、上司次第で影響は大きいということです。
ビジネスのお話でしたが、それは介護業界も例外ではありません。いわゆる「上司ガチャ」。良い上司に出会えるかどうかは運次第なのです。しかし、若いうちは「この人についていくべきか」判断が難しいかもしれません。

では、「良い上司」は何を基準にすれば良いのでしょうか?

それは、「現場ではなく、外に出て色々な人に出会い、スキルを上げること」だと思います。

出会いから、良い上司がわかる

そもそも、なぜ「上司ガチャ」と、上司が言われてしまうのかというと、「介護のノウハウは教えることができても、それ以外は難しい」という方が多いからです。

働く上で自分のポジションを作るのはマストです。これは私個人の意見ですが、仕事のテクニックやポイントを教えてくれる上司がいる環境の方は、今は離れず教わるべきだと思います。なかなかない恵まれた環境なのではないでしょうか。

恵まれた環境のうちにビジネスとしての基礎体力をつけておいたほうが今後に役に立ちます。これは介護現場も同様です。

一方で、それには当てはまらないし「うちの上司、やばいから逃げ出したい」これも間違いではありません。

判断基準は、現在の環境で自分が成長できるのかどうかだと考えます。あなたの上司はどちらでしょうか。

今の環境でどうポジションを作るか

ポジションはいくらでもあり、作り方次第で変わります。上司と付き合いながら成長できる方法はふたつ。

ひとつは自力で掴み取る方法。独学で成長し、認めてもらうこと。しかし、実行に移せる方は、ほんの僅かかもしれません。

もうひとつは、外で成長を求めるやり方もあります。例えば、他県の介護職の方と意見交換や交流をしたり、講座で学んだり。方法は多々ありますが、介護職に限らず、異業種の方とコミュニケーションをとることも知見が広がると思います。

誰が上司かで人生が変わる。
出会いは何かの縁だと思います。今の職場の上司が良くても悪くてもご縁でしょう。しかし、自分が成長できているかどうかの物差しで判断できていない人も多いのではないでしょうか。

どうすれば自分が成長できるのか。気づく為には色々な人に出会うべきだと私は考えています。こうしてnoteを読んでいただけたのもひとつ、気づきに繋がれたら嬉しいです。


2024.3.12 BIGBOSS小柴
  編集:池森理恵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?