いい加減
という言葉を
聞いたらどんなイメージを
受けるだろうか

あいつはいい加減なやつだ

彼はいい加減な仕事しか
できないやつだとか

いい加減に勉強しろとか

あまり良い意味では
使われない

中途半端だとか
手抜きしているとかの
意味で使われる。

しかし、異なる使い方として
肯定的な受け止め方では

いい湯加減だ、とか
ちょうどいい塩加減だとか
加減の前に一言付け加えると
肯定的な意味に切り替わる

自分を見直すときでも
他人を観察するときでも
その時点でのその人の
置かれた環境などを考えると

儒教の四書の一つにも
中庸という言葉があるように

いい加減、はすなわち
良い加減なのかもしれない

自分の良い加減を知ることで
いたずらに自分を責めたり
自信を失ったりすることなく
安定した心で物事に
接することが出来る

ただその良い加減が１０だとして
そのままで良いということではなく

その１０を１２くらいには
してみようとする
チャレンジ精神はもって
前向きに進んでいきたい

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