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ハイコンテクストと ローコンテクスト

コンテクスト
Context
とは


「脈絡」、「状況」、
「前後関係」、「背景」
のいこと


ハイコンテクストとは
顔の表情や体の動き、
声のトーンといった、
言葉ではない部分からの
情報を活用する点に
特徴がある。


事前に知っている
共通の情報や文化的な背景を
前提とした
コミュニケーションをいう。


その結果、言葉の数が少なく、
曖昧な表現が多くなる。


日本での「空気を読む」
「あうんの呼吸」
「忖度(そんたく)」といった
コミュニケーションは、


ハイコンテクスト文化の
典型例で
日本や東南アジア、アフリカ
に多い。


一方のローコンテクストは
欧米や中国、ロシアなどで


すべての物事を言葉で表現し、
明確に示そうとする
コミュニケーションだ。


直接的でわかりやすい表現や
明示的な表現を好み、


言葉での説明を重視するため、
寡黙であることを評価しない。


英語版Googleで検索すると
日本のような
ハイコンテクストな国では
口頭でのコミュニケーションを好み、


欧米、中国のような
ローコンテクストな国では
書面でのコミュニケーションを好む


とあるが、
口頭、書面に関わらずに
言えることだろう


欧米、中国では
いつ、どこで、なにを、
どのように、などを常に
具体的に明確にしながら


迅速で頻繁なやりとりが
多いのに対し


日本のようなハイコンテクストでは
会話が常に焦点を絞り込んだ
内容にはなっておらず


長い形式の
コミュニケーションに
焦点が与えられている


そうした結果
欧米人や中国人から見た
日本人は


依頼内容が不明確で、
理由の説明が足りない


積極的な情報共有が少なく、
意図的に隠していると
思われがちだ


逆に日本人の場合
ネガティブな事柄を
直接的に言わないので
あつれきを好まない
民族と言えるのかもしれない


こうした2つの
コンテクストのタイプが
存在することを意識しながらも


これからますます
グローバル化が進んでいき
個人的にも
多種多様な文化を尊重して
接していくことも


より大切な時代に
なっているのかもしれない


今から始まる
オリンピックや
4年後に大阪にやってくる
万国博覧会で


さまざまな国の人と
接する機会が
増えてくるので
心がけてみたい

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