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エッセイ336.遊びに行こう(6)日本橋のオカメ桜

日本橋のあじさい通り沿いに700mにわたって、オカメ桜があり、花見の穴場だと言うことです。新聞で読みました。「来週が満開」と聞いて、行ってみたくなりました。

3月7日、仕事が早く終わりましたので、地下鉄を乗り継いで日本橋駅に着きました。
あじさい通りのあるのが、コレド日本橋か、コレド室町の方なのかわからなかったので、駅員さんに訊いてみましたら、室町の方で、一駅先の三越前が本当は一番近かったそうです。でも、歩いてほんの数分の距離です。
平日の日本橋の午後2時過ぎですが、カメラを手にのんびりと歩いている人がたくさんいました。

駅員さんが、日本橋を越えればすぐだと教えてくれましたが、あじさい通りに着ける気がしなかったので、橋のたもとの交番に行きました。

すぐ近くに、魚河岸発祥の碑がありました。
昔は魚市場は築地じゃなかったんですね。知りませんでした。


交番のお巡りさんにあじさい通りの行き方を訊いたら、逆に「なんかあるんですか、よく訊かれます」とおっしゃいます。ポケットから新聞の切り抜きを出して、広げてお見せしました。

あじさい通りはすぐ見つかりました。私はソメイヨシノも好きですが、山桜や八重桜、ずっと前からちらちら咲いている緋寒桜もとてもいいと思います。
オカメ桜は初めて聞きましたので、興味津々でした。

ビルの陰になるあじさい通り。
本当に、端から端まで、濃いピンクの桜が並んで満開になっていました。
ソメイヨシノのように枝を広げず、すっくりと上に向かって伸びています。
だからか、みんな若々しく見えました。



写真ではその可愛らしさが伝えられないのですが・・


以下は、あじさい通りを端まで歩いて戻っていく途中に見たお店などです。

松潤。こんなところで何してるの?  


一度行ってみたいと思っていました。平日も賑わう「お江戸日本橋亭」



麻婆豆腐のお店の向こうに、渋くて目立たない郵便局。


こんなところに「弁松」。
実は、「弁松総本店」と「木挽町弁松」(歌舞伎座前、2020年閉店)は関係がないそうです。


たいめいけん
日本橋再開発で、綺麗なビルになったんですね。
耐震のためなら仕方ないけれど、補強をして残した方が、絶対新しい日本橋のためにもよかったと思いました。

たいめいけん初代 茂出木心護さんの凧好きが生じて作ってしまった凧の博物館。
たいめいけんと この博物館は、昔、生徒と何度か行きました。

前はこんなビルに両方とも入っていました。(他のサイトから拝借の写真)

着いてから歩き回っていたのは3時半ぐらいまで。でも、おいしそうなトンカツ屋さんや天ぷら屋さんは、ずーっと列ができていました。今回は夫と来るための下見ということにして、お腹を空かせて帰っきたため、自宅最寄駅の箱根そばに吸い込まれ、かき揚げそばを食べてしまいました。


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