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映像制作日記 - オフィシャルオーディオとはなんぞや?

ニューアルバム「Tokyo Emotional Gakuen」がリリースとなって、その日から毎日映像をアップしていました。

その中には “オフィシャルオーディオ”と表記しているものと、“リリックビデオ”と銘打っているものと混在してます

はて、オフィシャルオーティオとはなんぞや?リリックビデオとは違うの?と思った方も多くいらっしゃると思うので(自分が勝手に思っている線引きを)軽く説明したいなと。

それにはまず、YoutubeとYoutube Musicの仕組みについてから。

Youtube Musicには他のサブスク(Apple Music, Spotifyなど)と違って、Youtubeという映像用のサイトがあってそれぞれが連系されています。
リリース日(今回は10/25(水) 0:00) より各社一斉に配信が開始されるのですが、当然、Youtube Musicからも配信が始まり、連動してYoutubeでも聴けるようになります。

その時にYoutubeには自動的に、ジャケット写真と音楽のみがアップされて配信が始まることになります(自動生成のため情報は編集できない)
そして自動で「トピック」というチャンネルができて(オフィシャルと紐付けされてない)音源だけ聴けるものがアップされる仕組みです ↓

自動生成されたページ

まあ聴いてもらだけでぜんぜん良いのですが、自動的にYoutube(映像の方)にも音源がアップされるなら、詳細情報とか概要など説明文をいじったり、他の動画に結びつけたり、コメントなども入れられるようにしたい、というところにできた仕組みが、オフィシャルオーティオというものです。

自らが音源(映像は静止画でもなんでも良い) をオフィシャルとしてアップロードすることによってこちらが正式なものになり、チャンネルと紐づいていくという仕組みです。

いまのところオフィシャルオーティオを上げている多くのアーティストは、音源+ジャケット画像の静止画をアップしている状況です(レコード会社の方針によるのであえて何もしていない人が多いです)

また、MVなどは時間が経つと自動で紐づいてくれるので、MVだけリストに表示されたりもします。

MVのある Let it beat 以外は自動生成のまま

そこで思ったのが、自ら音源をアップするなら、ジャケットの画像だけじゃなくて、もうちょっと曲のイメージを膨らませるものがあった方が良いんじゃないかな?と。
ただしMVを作るとお金がかかるし、リリックビデオを依頼するとそれはそれでまたお金がかかる。
ということで、以前、作ってみたのがこちらです↓

MVではないし、リリックビデオと呼べるまでは行かない。
ただジャケット写真だけだとつまらないから、音源を聴く時に少しだけイメージを膨らます支えのようなイメージで形にしてみました

このアハ体験的な絵があるかないかで、聴くか聴かないか、リピートするかしないか、ワンクリック変わってくるような気がしています(気のせいかもしれませんが)

そんな流れもあり、今回はアルバム全曲に何かしら映像をつけれたらと思ってちょこちょこ作り、せっかくなので毎日一曲アップすることで楽しんでもらえるような仕掛けを仕込んでみました。

ちょっと動いたり動かなかったりするだけでイメージも膨らむし、BGM的に映像を見てなくても良いし。という感覚で作った全曲プレイリストです

次回は(いつ?)この映像の裏話などを書きたいと思います。


ニューアルバム
Tokyo Emotional Gakuen
発売中


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