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映像制作日記 - 英語 | 5W1H

壮大なバラード曲。どんな映像が合うのかな?と考えながら聴いていた際に頭のなかに浮かんできたイメージが、
・学校の帰り道
・夕方
・ぼーっと景色を眺めながら想いを馳せている
そんな光景でした

カメラを固定して、ただ空を眺めているような映像。
カット割や映像の切り替えの動き・タイミングなどを超細かくこだわって、何度も何度も微調整を重ねたので、なんとなく日本映画のエンディングのような雰囲気が出たと思います

イントロのカットは橋の下から空を見上げるシーン
ドラムインから動きがある画に。風が良い感じに吹いてくれました
Cメロの展開でグッときます。
ここで花の画をいれたくてかなり探し回りました(季節的にあまり咲いてなかったので)
ギターソロはギターフレーズが入ってくるように動きの少ない画に。
ゆっくり雲が変化します
最後のサビからエンディングは
いろんなことを考えながらひたすら空を眺めるように長回し
涙が出てきます

曲を聴きながら空を撮影していると、ちょうど鳥の群れが空を横切ってくれました。
悩みを抱えながら、ぼーっと夕空を眺めているその心の情景が、奇跡的にうまく表現できた映像となりました。

とにかくエモい。

音楽と相まって編集しながら何度か泣きそうになりました

カット数や動きが少なくてもその時の空気や、気配をおさめるための静けさも、エモさが伝わってきて、こういう作り方もあるんだなと、自分的にかなり勉強になった作品です。


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