緑しちゃってるビール。青汁味ではないけど、何やら緑っぽい風味はある。

緑のビールと言えば、セントパトリックデーのビールとか、網走ビールの知床ドラフトなんかがありますが、ククク……所詮は着色料頼みよ……。
このグリーンラガーはスピルリナという水草を使う原料由来の緑色ぞ！スピルリナは健康食品的な水草らしい。スピリミではない。つまりこのビールは飲んでも実質ゼロカロリー（）。

期待が高まるそのお味は……サワーだこれ！？
オーソドックスなラガー…にレモン果汁入れたようなクエン酸系の酸味。
おお？不思議、不思議。
酸味をどけると案外とオーソドックスなピルスナーのような味わい。ホップの苦みも感じる……あ、ダメだ。サワーが気になって正直よくわからない。

そんな中、喉越しや胃に入ってから戻ってくる後味に緑色の味。抹茶、青汁のような緑臭さ、昆布のような旨味がする。これがスピルリナか！？
そううえば昔飲んだ、ケルピーという海藻入りビールにもなんとなく似てる。

緑の見た目に、ちょっとひねった酸味、そして何かの緑の味、それらが合わさって飲める味になってる（ただし、素人にはお勧めしない）。

ちなみに、シンガポールのメーカーと聞いてたが、製造はオーストラリアになってる。どういうことじゃろ。