こぶし花ビールさん、いつの間にESBを。ていうか、ESBスタイル急に増えたな。でもかまわない。ワイはESB大好きやからな。

ESB。エクストラスペシャルビター。
イギリスのスタイル。マイルドエールとかそういう感じでのイギリスの普段飲み系「ビター」ビールの中では、ちょっと濃くて強いストロングなランク帯。
ビターは全体的に度数が低めなので、「エクストラスペシャル」「ストロング」と言っても、そこまでガンガンに強いビッグビールでもないのだけど。
まぁ、それでもモルトとホップは強め。普段着の中のホップ強め。

んで、こぶし花ビールのESB。
グラスに注ぐと、どことなくウイスキーを思わせる花の香りが漂う。ラベンダー味を感じる……。モルトと酵母由来かな…そうだろうな。

どうでもいいがラベル可愛いな！

口当たりは軽く、焙煎した少しキャラメルっぽいモルトが先行。
次にホップの苦味がビシッとザラッと。飲み進めるとモルトとホップの風味が交互に現れ、苦味が増すと同時に甘さも目立ってくる。
全体的な中味の風味は枯れ葉っぽく土っぽさもあって、そしてちょっぴりスパイシー。華やかさはないしどっちかというと地味。じんわりと粗い苦味が広がってイギリス系らしいといえばらしいが、モルトとホップと香りの連携に何かまとまりが足りない。なんだかパーツが足りないなぁ。

……と思ったが気づいた。
強烈に肉を食べたくなった。ステーキ…胡椒の効いたステーキが食べたい。
これ、肉と一緒に飲むとベラボウに美味しい奴だ。
鶏軟骨の揚げたのでも、砂肝でも良いな。焼き鳥とも相性抜群か…。
今度試してみよう。

こぶし花ビール・ESB
スタイル：ESB
都道府県：埼玉県羽生市
醸造所：株式会社羽生の里
　　　　こぶし花ブルワリー
原料：麦芽、ホップ
アルコール度数：６%
IBU：35