毎度どうも。食べそうで食べないものを食べてみよう。
今回はフグの卵巣を食べます。

猛毒です。普通は食べたらダメです。死にます。

しかし……石川県の一部地域では、伝統的にこの猛毒を塩漬け・糠漬けにして毒抜きし、食べることに成功しているという。

そのようなわけでお取り寄せしました。

切ってみると…こう…まごうことなき魚卵！

これは期待が高まります。

なんといってもフグは美味しいですからね！
若いころはイマイチわからなかったのですが、年齢を重ねるほどにフグの繊細な美味さが感じられるようになってきた。

皮の湯引きに始まり、刺身は言うまでもなく…

焼きフグもまた美味い……
ジュウジュウという鉄板の上で反りかえるフグはうま味が凝縮される…

もちろんテッチリも忘れてはいけない。

あぁ、締めは雑炊だ……。

ただの飯テロかな？

そして！注目の！フグの卵巣の糠漬けは！
極大の塩味！　と！　ヌカ味！

塩分１８０％！ヌカが５０％！
魚卵的なコクが２０％！

足して１００％になるとかならないとか、そういう問題ではなく
ひたすら塩、塩、塩。お塩先生。

白ご飯に載せるにしても、かなり塩い。
日本酒にあわせるにしてもかなり塩い。
しおいです！４０１です！

焼いてからお茶漬けにしたらどうじゃろ？
と思い、焼いてみましたが……

多少、香ばしくなり味のコクが分かりやすくはなりましたが、
やっぱり塩気は抜けず、それほど美味しくはないような…。

それならばと塩抜きをすると、旨みから先に水に溶けていくような味に…
う～ん、これは難しい！

参りました。塩試合でした。正直すまんかった。

オススメ度：D