UCL 決勝T 1回戦 インテル vs アトレティコ・マドリー

チームカラーが似た印象の2チームの対戦
実は、1回戦の中で1番好カードな気がする

フォーメーションは互いに5-3-2
アトレティコは、守備時を見ていると5-4-1だった(ジョレンテが右サイドに流れてグリーズマンの1トップ)

試合の感想として、インテルが強い!って思った
アトレティコのキーマンはグリーズマンで、降りてきてリズムを作って前線まで上がり最後まで絡むような攻め方が多くなるためインテルもグリーズマンをゴール近くでプレーをさせないようにマークしていた。結果、フィニッシュまでいく場面はあまり多くなかったように思う。
アトレティコの攻撃では、左SBのリーノがゴールを脅かしていた。鋭い突破でインテルにとっても厄介だったと思う。アトレティコのチャンスで得点の可能性を感じたのは、リーノからの攻撃と後半のモラタへのクロスからのヘディングくらいだった。
一方のインテルは、セカンドボールを奪い取ることと、CBのオーバーラップがとても効果的で、フォーメーションの印象とは違ったサッカーをしていた。左CBのはずのバストーニは基本的に左サイドのライン上にいることが多かったし、パバールは度々チャンスに顔を出していた。
ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの2トップは、非常にシンプルで良い仕事をこなしていた。テュラムが落としたところへラウタロ、という形も見られたし、ラウタロのシュートも枠を捉えており、ちゃんとチャンスを活かした攻撃になっていた。
後半はアルナウトビッチがいくつかの決定機を逃すも決勝点をゲット。テュラムは心配だが、万一の時に代役を、と考えた時に、今日1点獲ったことで少し安心した。

とにかく、インテル側の見所がたくさんあった
アトレティコが弱かった訳ではないが、1-0というスコア以上に今日の出来には差を感じた

1stレグのなかでは、ベストゲームだったように感じた。アーセナルvsポルトとは、スコアは同じだけど、また違う試合。とにかく、2ndレグがとても楽しみである。

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