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昔話と今

いきなりだが、6~7年前のことを書こう。


とあるコスプレ界隈にいた時の話である。(どんなコスプレかは割愛)
物心ついた時から興味を持っていたので、当時思い切って飛び込んでみたものの、数多の痛快無比、魑魅魍魎、そして辟易とするものをみた。

その結果、今ではその界隈からちょこっと離れているが、それは嫌になったというよりは、ある程度の時間が経って距離が離れていったものに近いかんじである。(別に嫌いじゃないヨ)

そこで多くの歳上と酒を酌み交わすことがあり色んな話を聞いたり、仲良くなった人とイベントをやったりもした。

一方で色々とやばい人も見てきた。
ある人は「自分だけイベントからハブられた!!」とか「合わせに呼んでもらえなかった!!」とか。
ある人は「コロナ禍でわちゃわちゃイベントするのはおかしい!!」と難癖つける人も。
ある人は「Aさんが自分よりBさんと仲良くしている!」「Cさんが自分のところをでてD派閥に入った!」とか。
ある人は界隈のヒエラルキーを常に気にしたり。

(合わせというのはコスプレをシリーズもので合わせる的な用語。最近やってるその着せ替え人形は恋をするでコスプレ用語を学べるので未履修の人は見ような)
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総じて、それらの主催の人と話をしたことがあるが、どれも大体理由がある。
そもそもが予定が合わなそうなので休日が土日or平日休みの人だけで催物をやったり、
参加者で一部、(結果的に)ハブられた人とソリが合わない人が多数いたり、
別段コロナ関係なくただてんやわんややっているのが羨ましくて難癖つけるだけだったり、
と理由は様々であった。

ちなみに、上記に起こったことを当時弱冠、21~22歳の時に30~50歳の大人たちがかましているのを見て、
「うわ…、俺はこうはなりたくない…」という思いのもとで距離を取った節はある。

このように、主催側、もとい幹事というものは色々と巻き込まれることがどうにもこうにも起きるのである。
多分この経験は1回でも幹事的な、リーダー的なことをやったことがあるなら直面はすると思うし、それで「2度と幹事はやらない!」となるのも十二分に理解できる。
(もはや幹事の宿命なのかもしれない)

が、最近結果的に似たようなことが、以前書いた草野球チームで起こった。

(上記草野球チームではだいたい五輪と同じくらいのペースで揉め事が起こるのでもはや伝統でもある)


組織的腐敗を立て直す

先日の記事で「ゆくゆくは組織が滅びる過程を今、目の前にしており、こればかりはどうしようもない」的な結論を書いた。

が、あの時自分はチームのトップに立っていた人物が結果的に組織を回すアクションが1mmも無かったことに「うーん」となり、「終わるのであれば終わりでいいんじゃないかな?」と意固地になっていた節があった。

という時に先日、千葉ロッテマリーンズの開幕戦を見に仙台に行った時に、その草野球チームでサヨナラ勝ちを決めた時に初めて好投をした仲間と再会して、いろいろ話し合った。

そして、その仙台から自宅に向けて走らせる車の中で、いろいろ考えた。

大局を見る

冷静に考えたら、その仲間ともその草野球チームがなければ会うことはなかった。
さらに言えば、他にも何人も草野球チームが中心となって紡がれた点と線が多くあり、それらの人物たちには自分が意固地になってリーダー不在で運営すらされずに終わるかもしれない、ということに何より申し訳なさが勝った。
自分起因で誘った人も多くいたこと、何より自分が意固地に思っていた観点よりも「草野球をしにチームに入ったのに何も動きがないこと」というチームに所属している人側から大局を見た結果、断然に後者を見るべきだと、終わりない福島の山あいを超えて茨城に入る時に気づいた。
(いまさら誰が悪いとか言う気もないので日ハムの名将の言葉に肖って「俺が悪い」)

組織は仮に一旦死んだとしても回せると思う。
奇跡の一本松が既に樹としては死んでいても、観光商材としては生きているように組織は蘇る。


ということでいろいろやり方や方針は変わるかもだが、自分主導で楽しいチームに出来たら良いな、という結論でした。

何より組織が和気藹々とする光景が好きなのが、自分に刻まれたDNAなのかもしれない。



P.S.
ちなみに昔の界隈にいた時に難癖つけてきたジジィを排除したことはある。
ヤる時はちゃんとヤる。


P.S.のP.S.
その界隈にいた時に思ったことは、だいたい都市部でイベントが行われるから、地方民が嫉妬したり、
休日に行われるから平日休みの人が嫉妬したり、
SNSを見まくって楽しんでいる人を見て逆に精神を病んでメンヘラと化したり、
大体の割合でグリーフシードが黒く染まるようにみんなが自分で自分を貶めている。

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