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専門家を侮ることなかれ

こんにちは、こんばんは。

もうボロボロで、ギアもうまく動作しなくなってしまった愛車を修理に出していました。自転車です。お店に持って行ってから1週間以上経ち、今日やっと引き取りに行きました。

今の自転車には10年以上乗っているので、あちらこちらにガタが出ていて、修理代は1万円を超えました。

整備してくれた店員さんが、「動作の保証はできません……自信はあるんですけどね……」と言いながら、当初直せないと言っていた箇所も直ったことを教えてくれました。注意点を色々教えてもらい、なるほどこれから気を付けなければと心に誓いつつ。なんて心強い店員さんなのでしょうか。

引き取った自転車は、ここまで乗ってきたときの自転車とは見違える乗り心地でした。無駄な力をかけることなく、かろやかに進んでいく感覚。自転車を買ってもらったばかりの、中学生のころのわくわくした感覚がわずかに蘇ります。気持ちいい走りで、思わず家を通り越して少し先まで行ってしまいました。

今回の修理、かなりたくさんの部分がダメになっていました。タイヤのチューブも取り換えて、ブレーキのゴムも取り換えました。自転車だって本当は車と同じように、乗る前に安全の点検をしなければいけないはずです。でも故障してうまく使えなくなるまで、気が付かないふりをしていました。


日常のすべてのことでも、同じことが言えると思います。気が付くはずのことを、毎日気が付かないふりをしてやり過ごして。それが上手くいかなくなった時に、ツケが回ってくるというか。

健康だってそうです。自分ではどうしようもない病気もありますが、なかにはある程度自分の力で防げるものだってあります。虫歯とかね。

自転車には車検のようなものがありません。改めて身の回りのモノを大切に扱わなければ、変化に気付けるように目を光らせなければと思いました。

そのために必要なことって、たぶん、こまめに専門家の人の意見を聞くことだと思うんです。自転車で言えば自転車屋さんですし、虫歯でいえば歯医者さん。凡人の知識量と好奇心では、日常に溶け込んでしまっているものをよく知ることには限界があるように思います。

定期的に自転車の点検に行こうと心に決めました。今日修理を終えて自転車が返ってきたことを手帳に書き残して、また来年の同じ時期くらいに行こうと思います。自主的な定期点検です。

ああ、単なる日記みたいなのになってしまいました。みなさまもどうか、身近なものの点検はこまめにどうぞ。おやすみなさい。