読みっぱなしを卒業したい #自分への取材手帳
自分への取材手帳リレーnote、今週のテーマは「観た映画・観たい映画/読んだ本・読みたい本」です。
気が付いたら1月、ほとんど本を読んでいませんでした。積読だけが増えていきます。読書は好きなのですが、どことなく及び腰になってしまい、最近は捗っていません。
どうして及び腰になっているのかというと、「読みっぱなし」になってしまうことが怖いのです。読んで、そのまんま。
読みっぱなしにならない状態は、どんな状態でしょうか。
わたしの場合は、どこかに書き残したり、人に話したりすることです。あわよくばその学びを、実際の行動に生かしたり、普段の何かに反映させることです。
学んだこと、どうアウトプットしますか?
インプットの質を高める方法として、人に教えたり、ブログやSNSを使って誰かに伝えるという方法は、今では一般的ですよね。
どうしてそこで学びの質が高められるのかというと、自分の思考回路に一度通してあげるから、だと思いました。思考回路に一度通してあげることで、自分の一部になるような、そんな感覚があります。これ大変なんですよね。
文章にするときに、これを踏まえて何を考えたのか、というところまで、辿り着きたい。それが今後の読書についての抱負です。
色んな人の本を読むぞ!沢山読むぞ!と思っていた気持ちを、ちょっとそこらへんに置いて。じっくり一冊ずつ読んで、考えていきたいです。
これまでのインプットとアウトプットを見直す
なぜそんなことを思うのかという話も、一緒に。
去年からTwitterの公開設定を全公開にして、公開メモ帳のような気持ちで書いていました。自分のためだけでなく、誰かに見てもらうために文字に起こすことは、たしかにインプットの質を高めるものになった気がします。
で、去年一年でわたしのTwitterで反響の多かったツイート。どれもはあちゅうさんの本や、動画配信を見て書いたツイートだったのです。自分の言葉ではないものが、自分の名前で書いたものと同じ場所で拡散される。ちょっと複雑なものを感じていました。
そして、最近ちきりんさんがつぶやいていた、このツイート。
これを見るまで気が付かなかったことは、「考え」を書き残すことも、発信のひとつなのだということ。
わたしがやっていたのは「その本に何が書いてあるか」というものでした。もちろん、何が書いているかを要約してあるブログなどに今まで親しんできたので、それを目指している部分もありました。
論文を書くときに、引用したい部分を言いなおす「間接引用」というものがあります。わたしは直接引用を減らして本の感想を書いても、結局、間接引用が多くなってしまう傾向があります。それも引用です。
そろそろ、方向転換の時期かもしれません。誰かの意見を書き残すメモ書きから、自分の意見へ。一歩踏み出して、自分の考えたことを書く。そうすれば、それは自分のものです。
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自分への取材手帳とは?
ブロガー・作家のはあちゅうさんプロデュースした、コンパクトなセカンド手帳です。
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