茉莉花：いろいろな出会いがあるけど、こうやってSNSで発信をしたりして関わる人が多くなった分、助けるに値する人か、そうじゃないかというところをその人の本質を含めてちゃんと見極めないとだよね。ある意味、自分が自立してたら、そこは線を引けるじゃん。

みさこ：茉莉ちゃんにとって、「自立」の定義っていうのは？

茉莉花：今思ったのは、ちゃんと自分と他者の線引きができている人。あいまいだと、他人の視点で動くような。

みさこ：それこそスピリチュアルに傾倒しすぎちゃってとかね。

茉莉花：スピリチュアルはいいものだけど、線引きできている人は、スピリチュアルとも上手に線引きができて、うまく取り入れて「運」として生かしているけど、それに依存してはないよね。

みさこ：自分と他者の線引きができるためには、どうしたらいいのかな？

茉莉花：そうだね・・・

みさこ：内観かな？

茉莉花：内観は大事だね。じゃあ、自分がどうやって自分が作ってきたかっていうと内観することから逃げない。内観するとイヤな自分も見なくちゃいけない。みんなそれを見たくなくって、内観してない人って結構いる。自分のイヤな面とかも見るけど、それを受け止めて。

みさこ：あとあれかな、自分と他人が違うっていう認識かな？どうしても自分と重ねてみちゃうじゃん？それで怒りを覚えたりとか。

茉莉花：あ、でもそれなんか私の生き方が楽になった一つかな。会社員辞めて、NLP（神経言語プログラミング）を学びに行って、そこで「自分の地図は他人と同じじゃない」って。他人も同じ認識を持っているわけではないということとかを学んだときに、ちょっと客観的になれた。それまでは、自分の認識で何でもかんでも見て、なんでここまでやらないんだろうとか、なんでこんなふうに動くんだろうとか、他人に対して思ってたんだよね。

みさこ：世の中の不満を持っている人ってだいたいそれだよね。

茉莉花：自分の見えている世界で、世の中も同じだと思ってる。

みさこ：そっか、じゃあNLPを学んだことによって、新たな「茉莉花」が生まれてきたみたいな感じなんだね。

茉莉花：それまでだったら、プライド高いし、自分の中のこれが正解っていう感じで、たぶん、今思えばちゃんとした人間関係も築けてなかったんだなって。

みさこ：なるほどね。

茉莉花：本当に今振り返って思えば、確かにその時期仲良くしていた人たちって固定されてた。世の中にはもっといろいろな人がいるのに。

TEXT MISAKO

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プロジェクトメンバー：藤城 茉莉花／山田 みさこ