僕の好きなもの #推し短歌
noteで「#推し短歌」という素敵な投稿企画を見つけましたので、参戦。
僕の好きなもの10選を、なんとか短歌に落とし込み、表現してみました。
よろしければぜひ、ご覧くださいませ。
1. 「赤木しげる」
福本伸行先生の漫画『天 天和通りの快男児』が好きなのですが、この漫画のラスト3巻がもうすごくてすごくて…笑 この漫画に登場する"赤木しげる"がそのラスト3巻で言い放つ「死生観」および「人生論」はパンチラインのオンパレードで、自分の人生の指針がブレたときに立ち返る、一つの回帰場所となっています。
2. 「ゴールドシップ」
競馬に初めてハマったのは中学生の頃。偶然テレビで競馬がやっていた時にこの馬を観たのが始まりでした。そこから毎週日曜はテレビ『競馬BEAT』に齧りつき、賭けはできなかったので自分でノートに収支表を勝手に作り楽しんでいました。あの時みたゴールドシップは本当にカッコよかった。まさに名前のごとし。あんな走り方する馬は中々いないですし、100と0がハッキリしすぎているのも逆に清々しかった。今でも定期的に当時のレースを観て、その当時の興奮を味わっています。
3. 「ポップコーン」
僕が一番好きなお菓子です。圧倒的…悪魔的美味さ…!! たった100円ほどで買えてしまうのに、なぜあんなにも満足度高く時を過ごせてしまうのでしょうか。一個食べ出したら最後、ポップコーンを取り出す指が休むことはありません。そして最後にはたっぷりと塩がついた指を舐め、夢の対峙を終えるのです。ああ、しあわせ。
個人的にはセブンイレブンのポップコーンが好きです。
4. 「1日外出録ハンチョウ」
漫画『カイジ』の飯テロスピンオフ作品と称される当作品ですが、僕としてはこの作品の魅力の本質は「知識・経験を持つことで人生の幸福度を高め得る」ことが描かれていることだと考えていて、この作品を通して「日常の非日常化」というキーワードを勝手に手に入れさせていただきました。知識と経験がこの世界の解像度を上げてくれる、その世界を見る、嗜む楽しさは至高なんだと。いかに人生は自分次第であるかを伝えてくれるバイブル的作品です。
5. 「空」
趣味で俳句を始めた3年前から、普段から空をよく見るように、よく撮るようになりました。それまでもたくさんの表情をしていたはずなのに、その意識がないと人間気づかないものなんだなと。空の好きなところは、刹那的で、喜怒哀楽と取れる表情があって、逆に自分とは相入れない別世界と感じる距離があって、ゆえに時にリンクし時にリンクしないその距離感、関係性があるところです。その中でも自分にリンクした時のことを思い出して詠んだ一句です。
6. 「カイジ」
福本伸行先生の代名詞となった漫画『カイジ』より。僕は本当にこの漫画が好きで、この漫画の魅力として感じているのが「極限状態の心理戦描写」「名言的熟語」「特徴的なイラスト」「カイジのギャンブルの強さ」です。普段はクズな生活を送っているのに、極限のギャンブルになると真価を発揮するカイジ。そんな完璧じゃない人間性だからこそより彼に引き込まれていくのかもしれません。
7. 「藤原竜也」
大好きな俳優さんです。この人が出てる映画には「色」がある、滲み出ている、と僕は感じております。キャラが濃い役なのに、そのキャラを超えてオリジナルの役を生み出してしまう彼の演技力は唯一無二であり、それが彼を彼たらしめている所以なのだと思います。バトル・ロワイヤル、デスノート、カイジ、るろうに剣心…!
8. 「湊かなえ」
「イヤミス」とは「読後、イヤな気持ちになるミステリー」のこと。そのイヤミスの女王と呼ばれる湊かなえ。『告白』を読んだ衝撃から、様々な作品を読み、その心理描写の凄さ、多視点を描くことで人間の内面の複雑さを表現するその凄さに圧巻され、一番好きな作家さんになりました。作品の数々が映像化されていくのは本当にすごい。。ドラマ『Nのために』も当時釘付けになって観てましたね。
9. 「中森明菜」
楽曲『TATOO』の衝撃。『TATOO』を歌う彼女の姿は、22歳とは到底思えないオーラを放っており、一見で"中森明菜"の虜になってしまいました。あれで22歳…?あの妖艶な色気は一体どこから…?と思ってしまうほどの衝撃でしたね。また、この楽曲に関してはテレビ『ザ・ベストテン』での「すっぴん生歌演奏」という伝説もありまして、良かったら皆さまぜひご覧くださいませ。
10. 「貞子」
ジャパニーズホラーの金字塔、映画『リング』より。「幽霊といえば?」選手権がもし開催されるならば、文句なく一位を取るであろう代名詞的存在ですよね。今ではほぼ使わない「ビデオテープ」や、あの当時の撮影だったからこそのアナログ感がより恐怖を助長させる。ただ、ビビリにビビってまともに観れなかったあの頃と比べ、今改めて観てみると怖いよりもむしろ「面白い」が勝ってしまう瞬間があって、ああ自分は歳を重ねてしまったんだなあ、、としみじみ。
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