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【75】「何食べる?」「なんでもいい」←を攻略しよう

どうも、おかゆです。いらっしゃいませ。
いつもありがとうございます。

今日は、合意形成について考えてみます。

今まで、こんな経験はありませんか?

「何食べる?」
「なんでもいいよー」
「じゃあサイゼ行こっか」
「それはヤダ」
「え?」
「え?」

人と合意を形成するのは難しいですが、形成しやすくするための手順やコツがないか、あるならどう活用すべきかを考えてみようと思います。


合意形成のプロセス


まず、“合意形成”というからには、2人以上の複数名がいることを前提に話を進めます。

プロセスとしては、この3段階。

提案→合意→行動

この“合意”を得るための方法をここから考えていきます。


提案に対して、相手の頭の中は…?

“合意”を形成するということは、言い換えると
こちらの提案を相手が了承するということです。

了承するにあたって、どんなことでも判断基準がありますよね。

つまり、判断基準をこちらの提案がクリアしていれば、合意は形成できます。

では、相手の判断基準はどんなものがあるのでしょうか?


合意するかどうかの判断基準


ほとんどの場合、5W3Hが判断基準になります。

付き合いたてのカップルがランチで飲食店を探しているシチュエーションを例として、具体的にイメージしてみましょう。

【When】
家で食べてきたばっかりなのでもう少し後が良い
【Where】
あまり歩きたくないので近場が良い
【Who】
付き合いたてなので少しオシャレなところが良い
【What】
ダイエット中なので和食が良い
【Why】
オープンしたお店があるので行ってみたい
【How many】
ダイエット中なので少量が良い
【How much】
付き合いたてなのでチープなのはいやだ
【How long】
映画の予約してるから長居はできない

こんなものが発生する可能性があります。
こういった判断基準をクリアする提案ができないと、合意は形成できません。

ここで怖いのは、相手が「何でもいい」と言っていても、隠された前提があることです。

上の例で言うと、
【Where】あまり歩きたくないので近場が良い
【Who】付き合いたてなので少しオシャレなところが良い
【How much】チープなのはいやだ
【How long】映画の予約してるから長居はできない

この辺りは「察して当たり前でしょ」みたいなところがあります。

そう考えると、相手が求めているものを想像する力が必要な気がしてきましたね。

ここからはその力をどう身に着ければいいか考えていきましょう。


相手が求めているものを想像する


だんだん的が絞れてきました。

求めるものは、大きく分けて2種類あります。
“常に同じもの”と、“その時々で変わるもの”です。
順番に考えていきましょう。


常に同じもの

これは価値観や趣味、好きなものです。

食の好み、善悪、インドアとアウトドア、論理と感覚、新鋭と伝統などが当てはまります。

これらは知ることでしか対応できません

が、逆に事前に把握できれば対応できるとも言えます。

初デートで浮かれる前に、相手についてよく知っておくのが大事だってことです。


その時々で変わるもの

コンディションや気分を指します。

前日の飲み会で胸焼けしてる状態で、焼肉には行きたくないですよね。

仕事のストレスが溜まっていたら、バッティングセンターやカラオケに行きたくなるかもしれません。

これはヒアリングすることで対応ができます。


まとめ


総じて、相手に興味を持つこと、相手の求めているものを想像することが合意形成において重要だというのが結論です。

例としてはデートというシチュエーションを使いましたが、ビジネスや家族関係でも同様のことが言えます。

ぜひ頭の片隅にでも残しておいてください。


あとがき


今日は、合意形成について考えてみました。

これは差別ではなく区別ですが、男性は女性よりもこういった想像力に掛ける場合が多いようです。

他人事みたいに言ってますが、私もそうです。

「なんでもいいよー」に何度騙されたことか…

この記事がそういった方のお力になれば幸いです。




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