見出し画像

【87】お医者さんとミッ○ー

どうも、おかゆです。いらっしゃいませ。
ご無沙汰してます。

ちょっと書かない間に、あっという間に年末ですね。

体調とかどうです?

私はこの間まで鼻風邪で大変でしたよ。

で、この“風邪”なんですけど。

病名がないものは一括りに“風邪”って呼ぶらしいじゃないですか。

んーって思ったんですけど、
これはこれで…とも思ったんですよ。

今日はそんな話です。


MECE


ビジネス用語なんですけど、ご存知でしょうか?

「漏れや重複がない」事をさす言葉。

分析とかする時に、
「分析対象に漏れがあっちゃいけないよね」
みたいなニュアンスで使われます。

ちなみに読み方の正解がわかりません。

読む本によってミーシーとかミッシーとか。
なんとなくミーシーが多数派な印象。

まあそんな事は置いておいて。
どんな考え方かっていうとですね。

例えば血液型。

A、B、O、AB。

この四つで全てを網羅しています。

血液型占いとかやるなら、これで全部分類できますよね。

他には、都道府県。

47個の都道府県が全てで、それ以上でも以下でもありません。

出身地別に何かを分析しようとしたら、この47個を網羅すれば漏れも重複もありませんね。

では、冒頭で紹介した、病気は?

インフルエンザでもなく、
コロナウイルスでもなく、
ノロウイルスでもなく、
喘息でもない。

でも微熱があって、喉が痛い。鼻水も出る。
明確な病名は無いけど、健常ではない。

んー、風邪!

ってなっちゃうんです。


私達が求めるもの


そんな大雑把な!

って思うのもごもっともなんですが、私達がお医者さんに行った時に求めるものを考えると、仕方がないのかな、と思います。

あなたがお医者さんに行った時、一番欲しいものはなんですか?

私は、答えを求めます。

今自分はどんな状態なのか、
どうすれば改善されるのか。

多少の違いはあれど、多くの方にご同意頂けるのではないでしょうか。

そこで、
「んー、インフルエンザでもコロナでもないんで大丈夫ですよ!お大事に!!」
とか言われようもんなら、
クチコミで大変なことになりますよね。

で、ここまではお医者さん擁護の話なんですけど、この話は私達にもふりかかってくるんですよ。


“答え”を与えられているか


社会に出て働いている人は、直接的か間接的かの違いはあれど、基本的に商売をしています。

モノを売ったり、コトを売ったり。
お客様に直接売る人もいれば、社内の仕組みを整えることで売る人の手助けをしている人もいます。

ここでお客さんが求めているのはなにかって、
“答え”なんですよ。

ソファを買うのは、
『リビングに直で座らなくても済むにはどうすればいいんだろう?』
っていう問いの答え。

マッチングアプリに登録するのは、
『出会いがないんだけど、近場だと機会ないし、どうすればいいんだろう?』
っていう問いの答えです。

そう考えてみると、
『私の仕事で与えられる“答え”ってなんなんだろう?』
って話になりませんか?


答えの種類


ちょっと逆説的ですが、答えの種類を考える時には改めて冒頭で出てきたMECEが役に立ちます。

お医者さんの例で言うと、お客さんは患者さん。

患者さんを漏れなく区別すると、

・症状が出ている人
・症状が出ていない人

にまず分けられますね。

次に、症状が出ている人は

・外科的な症状が出ている人
・内科的な症状が出ている人

に分けられて、その後は脳外科、整形外科…
みたいに細かく分けることができます。

そこまで分けた上で、状態を分析すると

「あなたは膝蓋骨を骨折していますね。」

と答えを提供することができます。


ここで、大事な事を言います。


それは、お客さんが正しい問いを持っていないことも多いということです。


先ほどソファが答えだといった人。問いは『リビングに直で座らないようにしたい』でしたが、その理由が『床が冷たいのが嫌だ』だとしたら?

もしかしたら答えは床暖房の導入かもしれません。

そう考えると、問い=お客さんの求めているもの
を正しく設定する事こそが重要
になります。


まとめ


お客さんが求めている答えを提供するには、
明確な問いを立ててから。

これだけの話でした。


あとがき


今回は、お客さんに提供する答えの考え方について書いてみました。

久しぶりのアウトプットで話があっちに行ったり
こっちに行ったりしてしまいましたね。

分かりづらかったかも…と反省してます。

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今日から復帰していこうと思います。

徐々にキレみたいなものを取り戻していけたら…と思っておりますので、また改めてお付き合い頂けると嬉しいです。

元々キレなんて無かったよ!とかそういうのは無しでお願いします。


ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?