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途中下車の旅🥾「竹の家」🎋端切れ市

朝、股関節のリハビリを終え、少し歩いて帰ろうと、帰路とは反対のホームに降りた。終点で、1時間に一本のバスに乗り継ぎ40分。秋川橋の手前で下車。

あきる野は里山、渓谷、美味しい食事処…と季節を問わず、歩く気にさせる所満載なのである。

歩く前に、新春恒例、「テキスタイル真木」の端切れ市が開かれている工房に立ち寄る。

テキスタイルデザイナーの真木千秋さんが、青山の店からあきる野に移って、もう何年になるだろうか。真木さんの布が大好きで、青山にあった店に行く時の、ワクワク感を、今でも覚えている。お安くはないので、ボーナスが出た時や、年に数回のイベントのあるときに出かけて行った。

大家さんのご都合で、都心のお洒落な路地から、東京の西のハズレに拠点を移されても、ファンは日本全国からやってくる。

故に、はやる気持ちを抑えて、ごった返す初日はいつも避ける。

通り側は 鬱蒼とした竹藪
だから 「竹の家」
入口に織物がぶら下がっていれば OPENの印
イベントの日は この幟
m=真木 g=ganga(インドに建てた工房)
端切れ市会場の古民家は いつもは工房の作業場
東京郊外の典型的な農家建築
2階は かつては養蚕をしていたのだろう
玄関
古い家の床や壁が 品よく 手入れされている
端切れ以外の反物も 定価の40%引きは嬉しい
服飾関係らしい 若者が物色していた
残糸を織り込んだ布など 通常出回らない掘り出し物も
明かり取りの障子が 美しい
私のお目当ては しっかり織られた細幅の布
シンプルで 素材感のあるtexture
庭の反対側に立つ shop
通常は こちらが売り場
服やショールなどの製品と お楽しみ福袋
福袋には 中身の写真が付いている
二階にはクッション、敷物など インテリア製品
イベント中は ランチが食べられる
風の無い快晴の午後のテラス 膝掛けが 嬉しい
インドの家庭料理
 織師でもあるハンサムな名物シェフ・ラケッシュが
来日して ナンを焼いてくれることも
テラスからの眺め
縁台は 展示場所にも 食事場所にもなる
暖かくなれば サモサなどつまみながら 話が弾む
長居をしたくなる 庭
 ご主人が焚き火で お芋を焼いていたことも
時間をかけて 選んだ織り布と織り紐
毎時一本のバスを待つ間 ベンチに並べて眺める♪
さーて 何作ろう♬


歩く前に、ちょっと寄るつもりが、ハマってしまった。

歩き足らなかった分は、最寄り駅からバスに乗らずに家まで歩いて挽回した。

ああ、楽しかった。

今年もどんどん歩こう。楽しい目的地を決めて。

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