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【野鳥観察】2024.3.18 富士市大淵地区

こんにちは、あおさぎ。です!
久しぶりのガチな【野鳥観察】、今回は富士市大淵地区のウォーキングコースを散策しながらのバードウォッチングです。
ちなみに今回は野鳥の写真をミラーレス一眼&600mm望遠レンズで撮影したので、【野鳥観察プチ】と違ってほぼほぼピンボケしていません。


探鳥地情報

  • 所在地:静岡県富士市大淵

  • 駐車場:大淵まちづくりセンターの駐車場を利用可能です。コース途中には駐車場がありません。また、全般的に道幅が狭いため、路上駐車は絶対に止めましょう。

  • トイレ:まちづくりセンターでトイレを済ませてから出かけましょう。コース途中にトイレはありません。

ウォーキングコースについて

今回歩いたコースは「大淵地区 水神と緑の里コース」。まちづくりセンターには写真のようなコースガイドが置いてあります。

コースガイド

このコースは、歩く健康づくり推進のため富士市内に設置された約20コースの一つ。詳細は以下のリンクをご覧ください。所要時間2時間で1万歩で完走することが目標ですが、どうなりますやら…。

水神の碑付近

コースガイドに従い、まちづくりセンターからスタート!最初に到着したのは水神の碑。

水神の碑

詳細はガイドに譲りますが、生活・農業用水の確保に苦労した大淵地区を象徴する碑です。

この近くでパキパキと枝を折っていたのはハシブトガラス。巣の材料集めかと思いきや、枝を折っては落としを繰り返していました。単なる暇つぶしかな?

ハシブトガラス

その足下でガサガサと餌を探していたのはアオジのオス。

アオジ(オス)
保護色で分かりにくい!

周囲の畑や側溝を出たり入ったりしていたのはハクセキレイ。セキレイの仲間は歩き方がカワイイですね!

ハクセキレイ

八王子ヶ池~八王子神社

次のスポットの八王子ヶ池までは意外と距離があり、40分もかかりました。

八王子ヶ池
あ、金魚が泳いでる!

この池だけは昔から水が絶えず湧き出ていて、住民に大切にされてきたそうです。

池周辺に野鳥の姿はありませんでしたが、池に下りる階段付近に小鳥達が群れていて、ウグイスやジョウビタキ等に出会えました。

ジョウビタキ(オス)

来た道を少し戻って八王子神社に到着。

八王子神社の鳥居

ここでも小鳥達が群れていて、シジュウカラとカワラヒワが積極的に(?)顔を見せてくれました。

カワラヒワ

八王子神社~祖師堂

祖師堂に向かう途中で2羽のガビチョウに出会いました。彼らと目を合わせた状態で接近しましたが、人馴れしているのか逃げません。

ガビチョウ

人馴れした外来種…ガビチョウを放した我々ヒトに責任があるので何か言える立場ではないですが、彼らに出会うと生態系への影響を懸念してしまいます。

畑の低木には一心不乱に穴を掘っているコゲラがいました。望遠レンズを使いつつかなり接近して撮影できたので、初めて雌雄の判別ができました!後頭部側面に赤い斑点がないのでメスですね。

コゲラ(メス)

キツツキの仲間は木を叩くときに尾羽を「3本目の脚」として使って体を安定させるのですが、その様子もしっかり撮影できました!

穴の中を確認中…巧く掘れたかな?

約20分かかって祖師堂に到着。ここまでの道のりが地味にアップダウンがあってキツかったです。

祖師堂

法仙寺~観音堂

祖師堂から法仙寺に向かい、その境内で小休止。

法仙寺

休憩しつつスマホ用マクロレンズで石垣の藻類を撮影…って、こんなことをしている場合ではないな(笑)。

石垣の藻類
おそらくスミレモ

ここからラストスパート。法仙寺から庚申堂、観音堂へと一気に歩いていきます。法仙寺から庚申堂までが地味に遠い!バードウォッチングしながらではありましたが40分もかかりました。

庚申堂

幹線道路沿いの畑にはモズやジョウビタキがいました。モズはエサ探しの真っ最中。

モズ(メス)

暖かい日が続き、梅が終わり、桜や菜の花が咲き始める季節にまだまだ冬鳥が活発ですね。

モズの狩りを見届けた後、ゴールの観音堂まで速足で向かいました。この時点で目標時間未達なのは分かっていましたけどね、悪あがきです(笑)。

観音堂

観音堂の中には馬頭観音像が祀られているのですが、生活を支える相棒として馬を大切にしていたことが窺えます。何はともあれ無事完走!

出会えた野鳥

ハシブトガラス、アオジ(オス)、ハクセキレイ、スズメ、キジバト、ヒヨドリ、ジョウビタキ(オス)、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、ガビチョウ、コゲラ(メス)、ツグミ、ムクドリ、モズ(メス)

ノンビリ暮らす大淵の野鳥達

体力の衰えを痛感させられましたが、今回のコースはバードウォッチングをしながら約3時間・11000歩で完走しました!目標時間からは随分遅れましたが、バードウォッチングをしながら運動不足解消と市内散策ができて、一石三鳥ですね。

それにしても、大淵地区の野鳥達は人が近付いてもあまり逃げませんでした。彼らは生きるために日々必死なはずですが、この地区のノンビリとした空気感のせいか、野鳥達もノンビリとスローライフを満喫しているようでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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