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否定的な言葉が原動力になった話

空白の数ヶ月。この期間、何かを仕掛けていたわけでも何でもない。一言で表すならば「怠惰」。楽しみにしてくださっていた方、すみませんでした。また少しずつ書いていければと思います。

実はこの間、ここ1年くらいで最も高い買い物をした。

それは「スマートリング」というもの。

ご存知の方はあまり多くないのではないかと思う。なぜならあまり身につけている人を見たことがないから。

しかし僕がそれを知ったのもつい最近である。
たまたま流れてきたとあるYouTubeで見て、すぐ買おうと決心した。
それがこちら。

ちなみにPIVOTはとても面白いチャンネルなのでぜひおすすめ。

この指輪は、内側についているセンサーで、睡眠時や運動時の脈拍を取ることができる。

スマホのアプリと連動していて、自分の睡眠や健康状態を、点数として出してくれるものである。その数値のデータを基に、アドバイスをしてくれるという優れ物。

毎日小テストをしてるようで楽しい


前から睡眠についてとても興味があった。

人間は、人生の3分の1を睡眠に費やすという。

自分が普段どのような睡眠を取っているかを把握していないのは、今後の人生に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではない。
睡眠は、死ぬまで付き合うものだからバカにできないなと思い、即決に至った。

そして睡眠についてとことん調べた。超ざっくりまとめると、
睡眠は減点法で、どれだけ睡眠を妨げる要素を減らせるかが重要とのこと。

その要素の一つとして、携帯のブルーライトがある。

人間の脳は夜になると、「メラトニン」という眠りを誘うホルモンが分泌される。
それは光の量によって調整され、朝になると太陽光などによって分泌が抑えられる。

なので寝る前にブルーライトを浴びてしまうと、脳が朝と勘違いし、メラトニンが出なくなることにより眠りにくくなる、という仕組みらしい。


本題はここから。

僕自身も今まで、寝る前にベットの上で携帯をいじるのが日課になっていた。

リングが家に届いたその日から、改善を決意した。
いつも23時に寝るので、1時間前の22時には携帯をシャットアウトすることを奥さんに宣言し、実行した。

最初の2日は何とか我慢できた。

しかし、普段どれだけ頭が携帯に支配されていたかに気づいた。
暇な数秒があれば、全く用もないのに開こうとしてしまう。しかも、無意識に。


そして3日目。22時はとっくに過ぎているのに、不意に携帯に手が伸びた。すると奥さんが

「どうせ3日坊主なんでしょ?笑」と。

ふと我に返り、伸びた手を睨みつけ引っ込めた。

これで本当に3日で終わったら、この先永遠にいじられる。
「意気地なし」「芯がない人間」のレッテルが貼られることになる。
それだけは嫌だし、どうせ無理と思われていたのが悔しかった。

それから、触りたくなってはその言葉を思い出し、我慢した。

その結果、約3ヶ月経った今、携帯シャットアウトは習慣となっている。

もしあの時奥さんが「睡眠を良くしようという意識を持つってだけですごい。ぼちぼちやっていったらいいと思うよ」などと言っていたら、続けることはできていなかったかもしれない。あの一言が、返って原動力になったのだ。


夢を叶えた成功者へのインタビューなどでもよく見る、
「小さい頃、親に『お前じゃ無理だ』と言われたのが悔しくて、それを見返すために努力してきました」みたいなやつ。

この人は結果的に成功したから良かったものの、子供によってはその一言で、夢を諦めていた可能性もあったはず。

しかし逆に言うと、その言葉がなければ成功していなかった可能性もある。
その言葉の「おかげ」と言っていいだろう。

今回の件もそうだが、応援することがその人のためになるかと思いきや、逆の反応が力になったというのが、少し不思議に思ったのでした。どっちが正解なんでしょうね?

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