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もっぱらお散歩birding

あちらこちらでジョウビタキが鳴く声が聞こえてきました。
ツグミも渡って来たようで、熟した柿の木でムクドリ群と賑やかに食事をしています。
今年は季節が行ったり来たり、鳥見のペースも崩れてタイミングを逃してしまいました。
X(旧Twitter)ばかり更新してると長い文章を書けなくなるもので、語彙力も鈍ってきました。
今回は中途半端になっていたことや日常のことをまとめて書くので、雑談のような記事になります。タイトルもいまいちしっくり来てないので、あとから変更するかもしれません。

・ツバメの結末

家に巣作りをしようとしたツバメがどうなったか。実はあの記事を書いてから3日後くらいには姿を見なくなりました。
原因はやはりカラスだと思います。車庫にはカラスが頻繁に現れていたので、メスも近づかなかったんでしょう。きっとあのオスは近くの葦原か安全な軒下に移動したのだと思います。
呆気なく終わってしまったので、一つの記事にするボリュームにならなかったです。期待してた皆さんすみません。

・9月のbirding

暑い日が続いていたにも関わらず、9月の中旬にはモズの高鳴きが聞こえました。
それなのに夜はアオバズクの鳴き声を聞くという・・・夏?二度目の繁殖期?そりゃ野鳥だって今年の暑さには季節がバグったでしょう。
そろそろ渡りの季節だろうと山に行けば、まだ紅葉する気配はなく、今年は一度もノビタキに遭うことはできませんでした。
ジブリ映画の影響でアオサギを狙ってみるも「あばよ、友だち」で不発に終わった9月。
鳥の声が聞けても見つけられない大スランプです。

・10月のbirding

空気も澄んできて、快眠ができるようになってきたある夜。空耳のように聞き覚えのある鳴き声がして、疑いながら窓を開けたらマガンの群れが上空を通過。しかも結構な数が次々にやってきて、1時間くらい鳴き声を楽しむことができた。おかげで寝不足。
部屋の中に居ても気づく音量に驚いたけど、伊豆沼周辺のお家は毎日これか・・・と思うと「羨ましい」とは軽々しく口にできないなと反省。
翌日、東北地方は北からの低気圧が通過して各地で暴風が吹き荒れた。野生の感なのか気象予報でも出来るのか、渡りのタイミングの見極めが的確すぎて驚かされる。
夏鳥は渡りの時期になると渡りのホルモンが分泌されるという論文があったけど、天気予報はどうなんですかね。
星座を見て飛ぶとか月齢を読むとか、さまざまな説がありますが、その夜は新月に近くて分厚い雲に覆われていました。・・・だからあの音量で鳴いてたのでしょうか。
どのくらいの数が飛来したか気になって、その週末は伊豆沼と蕪栗沼に行きました。

・11月のbirding

いつの間にか紅葉が終わっており、冬支度のニュース。
X(旧Twitter)は渡りの時期にはかなり役立つ情報ばかりで、おかげで今日は白鳥の渡りを見ることができました。
北の便りはありがたいし、野鳥のサイトやら専門機関のアカウントも役立っています。
今年はヒワの当たり年と話題になってますが、皆さんの所はどうですか?私はまだマヒワくらいにしか遭ってません。
今年は熊の出没が多いので、気配を消すバードウォッチングは何気に怖いです。落ち葉を掻き分ける音とか、姿が見えないと余計に焦ります。
今年は本当に木の実が少ないので、柿やリンゴや栗の木を観察する際には気をつけましょうね。

今日たまたま撮影できたキジをご紹介します。

保護色で見づらいキジの雌

開けた場所で眺めていたら、

次々に現れて3羽で採餌に夢中

草むらからオスが出てきて、続いてメスも合流。
どういった家族構成なんだろうと思って観察してたら、

立派なオスが登場

メス2羽は草むらへ逃げ込み、残されたオスは頭を下げて圧力に耐える・・・も、左のオスが突進して飛び回り(残念ながら撮影できてません)結局ボスに追い出されたようです。
オス2羽は200Mくらい先に飛んでいき、その後メス2羽も追って飛びました。あの3羽は兄弟だったのかもしれませんね。

群れで行動するもの、単独行動するもの、餌がなくなってくると群れを解散して単独で冬を越すもの。
見慣れた鳥でも、じっくり見ると新たな魅力が見つかるかもしれません。

いただいたご支援は活動に活かします。良い双眼鏡を買えるように頑張って記事を書きます。